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インターンシップサイトのおすすめ11選を比較!長期・短期別に一覧で紹介

インターンシップサイトのおすすめ11選を比較!長期・短期別に一覧で紹介

採用活動で「学生が集まらない」「どの媒体を使うべきかわからない」と感じていませんか?

いま、インターンシップ採用は優秀な学生との早期接点を築くための重要な戦略として、多くの企業が力を入れています。

とはいえ、インターンサイトは「登録学生の属性」や「得意な職種」「料金体系」がそれぞれ異なり、やみくもに掲載しても成果につながりにくいのが実情。

だからこそ、自社の目的に合った媒体選びが採用成功の分かれ道になります。

本記事では、長期・短期別に厳選したインターンシップサイト11選を、費用・特徴・学生層の観点から徹底比較。さらに、媒体の選び方や活用時の注意点など、インターン採用を成果につなげるための実践ポイントもあわせて解説します。

「どのサイトを選べば、自社に合う学生に出会えるのか」――その答えを、この記事で明確にしていきましょう。

目次

おすすめのインターンシップサイトの比較一覧表

【長期インターンサイト】

媒体名WantedlyInfraインターンゼロワンインターンキャリアバイトRenewユアターン
対象学生層20〜30代の若手・キャリア形成意欲のある層大学1〜4年生(特に大学3年生以前が多い)大学1年生〜4年生(上位校比率が高い)大学1年生〜(上位校学生が多い)大学1年生〜4年生大学1年生〜4年生(首都圏中心)
掲載料金目安掲載料金:6万~22万円/月
※プランによって金額変動
※成功報酬なし
・サブスクリプション(月額固定型)
・デポジットプラン(成果報酬型)
※利用料金については要相談
・成果報酬プラン
・広告掲載プラン
※金額については要相談
要相談要相談要相談
主な特徴企業のカルチャーを軸に求人を展開、掲載数無制限・スカウト機能付き長期・有給インターン専門。条件検索・スカウト機能に加え、就活イベントや講座も提供。長期インターン特化。推薦状制度を導入し、上位層学生との接点に強み。求人順位が日々変動。長期インターン・アルバイト求人に対応。スカウト・診断機能を搭載し、柔軟な勤務形態に対応。長期・有給インターン専門。学生向けキャリア相談サポートあり。掲載数・期間無制限。無料適職診断で学生に合う求人を提案。診断結果をもとに企業からオファー可能。
おすすめ企業タイプベンチャー、カルチャーマッチ重視幅広い層にリーチしたい企業上位校学生、採用直結を意識する企業幅広い層へ認知度を高めたい企業長期で即戦力を育てたい企業志向性の高い学生を求める企業

【短期インターンサイト】

媒体名マイナビリクナビキャリタス就活Re就活キャンパスONE CAREER
対象学生層大学3年生〜(就活生全般)大学3年生〜(就活生全般)全学年(特に就活準備層・大学1〜3年生)大学1〜4年生(就活準備〜本選考期)大学3〜4年生(大手志望・就活本選考層)
掲載料金目安掲載プランに応じて変動(目安:30万円〜)要相談(掲載プランにより変動・目安:30万円~)年間プラン制(目安:80万〜200万円)掲載プランにより変動(目安:60万円〜/4週間)掲載プランにより変動(目安:10万円〜/月)
※要相談
主な特徴利用度・認知度No.1の総合ナビサイト。全国対応で中小企業の利用も多い。OpenES対応でエントリーが簡単。診断・業界研究など学生向けコンテンツが豊富。年間型で低学年にもリーチ可能。スカウト機能・ジャンル検索が充実。キャリタスUCと連携。学生満足度No.1。スカウト開封率が高く、イベント・セミナーを多数開催。直接接点構築に強み。口コミ閲覧が可能。大手企業掲載多数。透明性の高い就活情報プラットフォーム。
おすすめ企業タイプ大企業から中小企業まで、広範囲な母集団形成大手企業、広範囲な母集団形成幅広い学年に長期的にアプローチしたい企業イベントを通じたミスマッチ防止を重視する企業有名・大手企業、クチコミを活用したい企業大手企業、広範囲な母集団形成

インターンシップサイトの選び方

インターンシップサイトの選び方

採用競争が激化する現代において、優秀な学生を確保しミスマッチを防ぐためには、自社に最適なインターン募集サイトを選定することが採用戦略の鍵となります。

短期・長期を問わずあらゆる媒体が存在するなか、費用対効果を高めるには、目的や学生層、機能など多角的な比較が欠かせません。

ここでは、企業担当者が媒体選定時にチェックすべき”6つ“の観点を詳しく解説。

自社の募集目的を明確にする

採用活動を始める前に、まず「何のためにインターンを実施するのか」という目的を明確にすることが、最適なサイトを選ぶための第一歩。

なぜなら、募集目的が「母集団形成」か「採用直結」かで、選ぶべきサイトが大きく異なるためです。

例えば、企業の認知拡大や大規模な母集団形成を目的とする場合は、マイナビやリクナビなど、短期インターンを扱う総合ナビサイトが効果的。

一方、学生のスキルや志向を実務を通じて見極め、将来的な採用に直結させたい場合は、Renewやゼロワンインターンといった長期インターン専門サイトの方が適しています。

目的を明確にしないまま掲載をしてしまうと、「応募数は多いのに、採用につながる学生がいない」というミスマッチが起こる可能性も。

だからこそ、自社の目的に合ったインターンサイトを選定することが、費用対効果を最大化し、採用成果を高めるカギとなります。

ターゲット学生の層を把握する

ターゲットとする学生層を明確に把握することで、効率的かつ質の高い母集団形成が可能になります。

サイトごとに登録している学生の層(学年・専攻・地域・志向)には特徴があり、狙いたい層に適したサイトを選ぶことが成果を左右する重要なポイント。

長期インターンは大学1〜2年生の利用が増加しているものの、中心層は2〜4年生。一方、短期インターンは1〜3年生まで幅広い層が参加しており、就活準備段階の学生にも効果的にリーチできます。

例えば、ハイクラスな理系学生やトップ層を狙うならUT-Board、地方学生をターゲットにするならInfraインターンや全国展開の強いマイナビが最適。

また、大手企業は総合サイトを通じた広範囲な募集が有効ですが、中小企業やスタートアップは長期インターン専門サイトを活用し、学生との関係構築を重視する採用が向いているでしょう。

このように、自社が採用したい学生像を具体的に描き、その層に強い媒体を選ぶことが、採用効率を高める最も確実な方法

掲載料金と運用コストで比較する

インターンサイトを選定する際は、単に掲載料金の安さだけで判断してはいけません。

応募管理や学生とのコミュニケーションにかかる社内の運用コストを含めて、総合的な費用対効果で評価することが重要

料金形態は大きく分けて、以下の2種類があります。

  • 掲載期間に応じて費用が発生する「月額型」
  • 採用が決定した時点で費用が発生する「成果報酬型」

成果報酬型は採用が成立したときにコストが発生するため、無駄な支出を抑えられる点が魅力。

しかし、”コストが低い=成果が出やすい”とは限らず、サイトによって応募の質やサポート体制には差があります。

特に、社内リソースが限られている企業は、「運用代行」や「選考サポート機能」を備えた媒体を活用することで、業務負担を大幅に軽減できるでしょう。

費用の大小にとらわれず、自社の採用体制や目的に合った運用コストバランスを見極めることが成功のポイント

スカウト・マッチングなど機能面を比較する

インターンサイトに備わっているスカウト機能やマッチング機能は、採用工数の削減と応募の質向上に直結する重要な要素

近年では、WantedlyやInfraインターンのように、学生のプロフィール情報をもとに企業側から直接アプローチできるスカウト機能を持つサイトが主流になっています。

スカウト機能の有無や、メッセージの開封率の高さは、母集団形成の効率を大きく左右するポイント

学生の反応率が高い媒体ほど、限られたリソースでも効果的な採用活動を進めやすくなります。

また、Infraインターンでは企業と学生がチャット形式でやりとりできるため、応募後のコミュニケーション負担を軽減できる点も強み。

このように、媒体を選ぶ際は「掲載費用」だけでなく、スカウト機能・自動返信・チャット対応など、採用目標達成に必要な機能が十分に備わっているかを事前に確認することが重要です。

学生の利用実績・媒体の信頼性を確認する

サイトの学生利用実績や信頼性は、求人の露出度や応募数の安定性を大きく左右する重要な指標

掲載企業数や登録学生数などの実績データを公開しているサイトほど、信頼性が高く、安定した母集団を形成しやすい傾向。

例えば、マイナビは約90万人、リクナビは約70万人の登録学生を抱えており、業界でもトップクラスの利用度を誇ります。

こうした実績のある媒体を活用することで、より多くの学生に求人を届けやすくなります。

一方で、登録者数が非公開のサイトでも、「口コミ機能(Voil、ONE CAREERなど)の有無」や「運営会社が有料職業紹介の許可を取得しているか」といった点も、信頼性を判断する重要な材料。

学生は企業ブランドだけでなく、掲載媒体そのものの信頼性や使いやすさを重視する傾向があります。

そのため、安心して利用できる信頼性の高い媒体を選ぶことが、応募率やマッチング精度の向上につながるでしょう。

短期・長期の両軸で媒体を使い分ける

母集団の「量」と「質」の両立を目指すなら、短期インターンと長期インターンの媒体を戦略的に併用することが効果的。

短期インターンは、多くの学生に企業の存在を知ってもらい、説明会や選考への導線を確保するための「認知拡大」施策として優れています。

一方で、長期インターンは、3ヶ月以上の実務体験を通して学生のスキル・志向・人柄を深く理解できるため、採用直結型の選考に最適

理想的な活用方法としては、まず短期インターンで幅広い学生と接点を持ち、その中から意欲や適性を見極めて長期インターンに誘導するステップ設計が挙げられます。

このように、短期で広く認知を獲得し、長期で関係性を深める二段構えの戦略を取ることで、効率的かつ確実に採用成果を最大化できるでしょう。

長期におすすめのインターンシップサイト比較一覧 6選

長期インターンシップは、優秀な学生を早期に発掘し、企業の魅力を“選考以外の場面”で伝えられる重要な採用施策です。

特に、キャリア志向が高く成長意欲のある学生を採用したい企業にとって、どの媒体を選ぶかは成果を大きく左右する重要な判断ポイントとなります。

ここでは、長期インターン募集に特化した代表的な6つのサイトを厳選し、特徴・学生層・費用体系を比較しながら解説。どの媒体が自社の採用方針やターゲット層に最適かを見極める参考にしてください。

Wantedly

Wantedly(ウォンテッドリー)は、企業の「想い」や「カルチャー」に共感した学生・社会人と出会えるビジネスSNS型の採用プラットフォームです。

求人票や給与条件ではなく、企業のビジョンや価値観に共感した人材とのマッチングを重視しており、カルチャーフィットを軸にした採用を行いたい企業におすすめ。

また、スカウト機能やフィード投稿を通じて、企業から能動的に発信・接触できる仕組みが整っているため、採用広報やブランディング施策としても有効です。

掲載形態は柔軟で、インターン・新卒・中途・業務委託など雇用形態を問わず一括管理可能

特に、スタートアップ企業や成長企業が自社の文化や働き方を自然に伝えながら採用活動を行う場として高い人気を集めています。

サービス名Wantedly
運営企業ウォンテッドリー株式会社
URLhttps://www.wantedly.com/
特徴企業のカルチャーを軸に求人を展開、掲載数無制限・スカウト機能付き
対象者層20〜30代の若手・キャリア形成意欲のある層
得意領域長期インターン・新卒・中途・業務委託
費用形態掲載料金:6万~22万円/月
※プランによって金額変動
※成功報酬なし

Infraインターン

Infraインターンは、長期・有給インターンに特化した求人サイトです。

特徴は、大学1〜3年生の早期層との接点を構築できる仕組みにあり、登録学生の約4割が大学3年生以前に登録しており、採用の早期化に取り組む企業にとって、初期段階から優秀層と出会いやすい設計となっています。

また、職種・勤務条件・業界など細かい条件で検索可能なため、営業・マーケティング職からニッチ領域(士業、農業、ゲームなど)まで柔軟にマッチングが可能。

さらに、iOSアプリやオンライン就活イベント、スキル講座など学生との継続接点を設けている点も大きな強みで、スカウト機能を活用すれば、企業から学生へ直接アプローチすることもできます。

長期的な採用ブランディングや、特定層の学生リーチを重視した採用を行いたい企業にとって、効果的なプラットフォームといえるでしょう。

サービス名Infraインターン
運営企業株式会社Legaseed
URLhttps://www.in-fra.jp/long-internship
特徴長期・有給インターン専門。条件検索・スカウト機能に加え、就活イベントや講座も提供。
対象者層大学1〜4年生(特に大学3年生以前が多い)
得意領域営業、マーケティング、企画、士業・農業・ゲームなどの専門職種
費用形態・サブスクリプション(月額固定型)
・デポジットプラン(成果報酬型)
※利用料金については要相談

ゼロワンインターン

ゼロワンインターンは長期・有給インターンに特化した国内最大級の求人サイトです。

登録学生数は約11.5万人と公表されており、その約8割が上位校に所属する学生で構成されています。質・量ともに充実した母集団を持つ点が大きな特徴。

参考:インターン求人広告掲載・料金プランについて|ゼロワンインターン

また、3ヶ月以上勤務した学生に対して代表者から推薦状を発行できる制度があり、学生のキャリア形成を支援しながら、企業に対しても採用ブランドの強化効果をもたらします。

さらに、求人の表示順位が日々変動する仕組みが導入されており、スタートアップや中小企業でも上位表示されやすく、露出のチャンスを均等化できる点も魅力。

上位校学生や成長意欲の高い層との接点を重視しつつ、長期的な育成型採用を行いたい企業にとって、非常に有効な選択肢といえるでしょう。

サービス名ゼロワンインターン
運営企業株式会社そると
URLhttps://01intern.com/
特徴長期インターン特化。推薦状制度を導入し、上位層学生との接点に強み。求人順位が日々変動。
対象者層大学1年生〜4年生(上位校比率が高い)
得意領域事務、営業、エンジニア、フルリモート案件など幅広く対応
費用形態・成果報酬プラン
・広告掲載プラン
※金額については要相談

キャリアバイト

キャリアバイトは、長期インターン・アルバイト求人メディアです。

登録学生数は業界最大級の規模を誇り、特に上位校出身の学生が多い点が特徴。

週1日から勤務可能な柔軟な求人設計ができるため、授業や研究と両立しながら働きたい学生にもアプローチしやすく、幅広い層との接点を築けます。

また、性格診断機能やスカウト機能など、採用担当者の利便性を高めるツールが充実しており、短期間で効率的に母集団を形成することが可能。

大手企業からスタートアップまで幅広く利用されており、認知拡大と採用候補の質の両立を図りたい企業に適したプラットフォームです。

サービス名キャリアバイト
運営企業株式会社エン・ジャパン
URLhttps://careerbaito.com/
特徴長期インターン・アルバイト求人に対応。スカウト・診断機能を搭載し、柔軟な勤務形態に対応。
対象者層大学1年生〜(上位校学生が多い)
得意領域営業、マーケティング、エンジニアなど幅広い職種/柔軟な勤務求人
費用形態要相談

Renew

Renewは、大学1年生から参加できる長期・有給インターン専門サイトです。

特徴的なのは、プロのキャリアアドバイザーに無料で相談できる「Renew相談サポート」の存在で、学生一人ひとりとじっくり向き合いながら採用したい企業に向いています。

学生はこのサポートを通じてキャリア意識を高め、企業とのマッチング精度を高めることが可能。

また、掲載数・掲載期間が無制限で、採用決定まで費用が発生しない仕組みも大きな魅力です。

商社・外資・急成長ベンチャーなど、キャリア形成につながる企業が多く掲載されており、長期的な育成採用に適した環境が整っています。

サービス名Renew
運営企業株式会社Renew
URLhttps://renew-career.com/
特徴長期・有給インターン専門。学生向けキャリア相談サポートあり。掲載数・期間無制限。
対象者層大学1年生〜4年生
得意領域営業、マーケティング、エンジニア、デザイナー職など
費用形態要相談

ユアターン

ユアターンは、長期インターン専門の求人サイトで、首都圏を中心に展開されています。

最大の特徴は、学生が無料で受けられる適職診断機能。学生は診断結果をもとに自分に合った求人を探せるため、自己理解を深めたうえで応募する構造を整備。

企業側は、診断結果をもとに学生へオファーを送ることができるため、マッチ度の高い候補者へ能動的にアプローチ可能です。

また、「おすすめ求人特集」や「お気に入り数ランキング」など、学生の注目度を可視化する設計により、効果的に露出を高められるのも強み。

適性を重視したマッチングや、志向性の高い学生との出会いを重視する企業にとって、有効なプラットフォームといえるでしょう。

サービス名ユアターン
運営企業東晶貿易株式会社
URLhttps://www.your-intern.com/
特徴無料適職診断で学生に合う求人を提案。診断結果をもとに企業からオファー可能。
対象者層大学1年生〜4年生(首都圏中心)
得意領域営業、マーケティング、ライター、エンジニアなど幅広い職種
費用形態要相談

短期におすすめのインターンシップサイト比較一覧 5選

短期インターンシップは、学生が志望業界や職種を明確にし、就職活動を有利に進めるための重要なステップであり、企業にとっても、自社の魅力を広く発信し、早期に優秀な学生と接点を持つ貴重な機会となります。

そのため、どのナビサイトを活用するかが、採用成果を大きく左右するポイント

掲載できる期間や学生層、料金体系など、媒体ごとに特徴が異なるため、自社の目的に合わせた選定が欠かせません。

ここでは、短期インターン募集に強みを持つ主要5サイトを取り上げ、登録学生の属性・掲載機能・費用構成の観点から詳しく比較します。

マイナビ

マイナビは、就職情報サイトとしての利用度・認知度ともに国内No.1を誇る代表的な求人メディア

登録学生数は約90万人にのぼり、業界最大級の母集団形成力を持つ総合ナビサイトとして、大手・中小企業を問わず幅広く利用されています。

インターン募集から本選考まで年間を通じて掲載が可能で、サマー・オータム・ウィンターといった時期別のプラン設計にも対応

各シーズンごとのキャンペーンや説明会連動施策を活用することで、効果的に学生の認知を高められ、また、地方学生へのリーチ力が高く、全国規模での母集団形成に強みを持っています。

特に秋冬期に実施されるインターン・1day仕事体験プログラムでは、11,000社以上が掲載する大規模実績を誇ります。

サービス名マイナビ
運営企業株式会社マイナビ
URLhttps://job.mynavi.jp/
特徴利用度・認知度No.1の総合ナビサイト。全国対応で中小企業の利用も多い。
対象者層大学3年生〜(就活生全般)
得意領域短期インターン、就職活動全般
費用形態掲載プランに応じて変動(目安:30万円〜)

リクナビ

リクナビは、マイナビと並ぶ高い認知度を誇る老舗の就職・インターン情報サイトです。

登録学生数は約70万人と業界トップクラスで、OpenESとの連携により学生が手軽にエントリーできる仕組みが整っています。

インターン募集から本選考まで年間を通して掲載可能で、学生にとっても複数企業へ一括エントリーしやすく、応募ハードルの低さが特徴。

また、性格診断や業界研究などの自己分析コンテンツが充実しており、就活準備段階の学生からも高い支持を得ています。

短期インターンや1day仕事体験など、広く母集団を形成したい企業にとって効果的な選択肢といえるでしょう。

サービス名リクナビ
運営企業株式会社リクルート
URLhttps://job.rikunabi.com/
特徴OpenES対応でエントリーが簡単。診断・業界研究など学生向けコンテンツが豊富。
対象者層大学3年生〜(就活生全般)
得意領域短期インターン、就職活動全般
母集団数多(約70万人)
費用形態要相談(掲載プランにより変動・目安:30万円~)

キャリタス就活

キャリタス就活は、年間型の就職・インターンシップ情報サイトです。

卒業年度に縛られず、大学1〜2年生の早期層からアプローチできる仕組みを持つため、長期的な母集団形成に強みを発揮。

登録学生数は約40万人で、業界別・オンライン開催・編集部おすすめなどの多彩な検索機能を備えており、学生が目的に応じて求人を探しやすい設計になっています。

さらに、スカウト機能や「キャリタスUC」との連携により、企業から学生へ直接アプローチが可能
これにより、従来の掲載型募集だけでなく、能動的な接点構築にも対応可能。

特定ジャンルや専門領域に強い学生を集めたい企業、または低学年層との長期的関係構築を重視する企業に最適なサービスです。

サービス名キャリタス就活
運営企業株式会社ディスコ
URLhttps://job.career-tasu.jp/top/
特徴年間型で低学年にもリーチ可能。スカウト機能・ジャンル検索が充実。キャリタスUCと連携。
対象者層全学年(特に就活準備層・大学1〜3年生)
得意領域短期インターン、就職活動全般
費用形態年間プラン制(目安:80万〜200万円)

Re就活キャンパス(旧:あさがくナビ)

Re就活キャンパスは、学生満足度2年連続No.1のスカウト型就職・インターンサイトです。

合同企業セミナーや少人数制イベントなど、学生と直接交流できる機会が豊富に用意されており、企業カルチャーや職場の雰囲気をダイレクトに伝えることができます。

さらに、学年別で検索できるインターン情報を多数掲載しており、1〜3年生向けのコースだけで9,000件超と早期層へのリーチ力も高い媒体。

学生と直接接点を持ちたい企業や、カルチャーマッチを重視する採用方針を持つ企業にとって、非常に相性の良いプラットフォームといえるでしょう。

サービス名Re就活キャンパス(旧:あさがくナビ)
運営企業株式会社学情
URLhttps://www.gakujo.ne.jp/
特徴学生満足度No.1。スカウト開封率が高く、イベント・セミナーを多数開催。直接接点構築に強み。
対象者層大学1〜4年生(就活準備〜本選考期)
得意領域短期インターン、就職活動全般
費用形態掲載プランにより変動(目安:60万円〜/4週間)

ONE CAREER(ワンキャリア)

ONE CAREERは、口コミを軸とした透明性の高い就職・インターンシップ情報サイトです。

学生は実際の選考体験談や企業の口コミを閲覧でき、リアルな評判をもとに企業研究ができる点が大きな特徴。

大手企業や人気業界のインターン情報が豊富で、信頼性の高い情報発信を行いたい企業や、学生との誠実なコミュニケーションを重視する企業に適しています。

また、いつでも募集を掲載できる柔軟な運用性を持ち、月額5万円〜と比較的低コストで導入可能

登録学生数は約32万人と規模も十分で、質の高い母集団に向けたピンポイント採用に向いています。

掲載企業数は1,000社未満と限定的ながら、ブランド力や透明性を重視する企業には特に効果的な媒体といえるでしょう。

サービス名ONE CAREER(ワンキャリア)
運営企業株式会社ワンキャリア
URLhttps://www.onecareer.jp/
特徴口コミ閲覧が可能。大手企業掲載多数。透明性の高い就活情報プラットフォーム。
対象者層大学3〜4年生(大手志望・就活本選考層)
得意領域短期インターン、就職活動全般
費用形態掲載プランにより変動(目安:10万円〜/月)
※要相談

インターンシップサイトを利用するメリット

インターンシップサイトを利用するメリット

採用競争が激化するなか、インターンシップは優秀な学生を早期に囲い込み、企業とのミスマッチを防ぐための重要な採用戦略の一つです。

インターンシップサイトを活用することで得られる主な利点を、以下に詳しく解説します。

学生との接点を早期に構築できる

近年、大学1~2年生のうちから将来のキャリアを意識して情報収集を始める学生が増加。

そのため、採用解禁前にインターンシップを通じて学生と接点を持てるかどうかが、今後の採用成果を大きく左右します。

早期から企業を知ってもらうことで、学生の企業理解が深まり、選考開始時にはすでに志望度の高い状態をつくることが可能です。

特に、長期インターンシップは実務を通じて学生の能力・価値観を把握でき、将来の採用候補を早期に育成できる施策として非常に効果的。

採用コストを抑えて母集団形成ができる

インターンシップサイトの活用は、一般的な求人広告や人材紹介サービスと比べて、コストパフォーマンスに優れている点が特徴です。

例えば、掲載費用や成功報酬が無料の「インターンシップガイド」のような媒体もあり、初期投資を抑えながら学生募集を始めることができます。

また、Wantedlyのように「募集掲載し放題」「成功報酬なし」で利用できるサービスを活用すれば、採用単価を抑えつつ効率的な母集団形成を実現。

さらに、自社の採用サイトとの連携が容易な点も大きなメリットで、応募管理や掲載更新といった運用負荷の軽減にもつながります。

こうした仕組みは、限られた予算の中で最大限の成果を求める中小企業やスタートアップにとって、非常に効果的な採用手段といえるでしょう。

企業のブランディングや認知向上につながる

インターンシップは、学生が企業と初めて関わる重要な機会です。この段階でどのような印象を与えるかが、採用活動全体の成果を左右。

そのため、インターン募集サイト上での情報発信は、企業の認知度やブランドイメージの向上に直結する重要な施策といえます。

写真や紹介文といったビジュアル・テキスト情報を丁寧に整えることで、学生に対する印象を自社でコントロールしやすくなる点も見逃せません。

また、WantedlyやONE CAREERのようなSNS型・口コミ型サイトを活用すれば、企業の日常や社員のリアルな姿を自然に伝えられるため、学生との心理的距離を縮めやすくなります。

その結果、企業の考え方や雰囲気に共感した学生からの自発的な応募が増え、良質な母集団形成につながるという好循環を生み出すことが可能。

選考直結型インターンで採用効率を高められる

長期インターンシップ実践型プログラムを導入することで、学生のスキルや志向性を事前に深く理解することができます。

これは、面接だけでは見えにくい実務能力や組織との相性を評価できる点で大きな強み。

こうした現場での評価をもとにすれば、選考でのミスマッチや手戻りを防ぎ、採用の成功率を高める仕組みを構築できるでしょう。

さらに、長期インターンシップの経験は、企業と学生双方の理解を深め、入社後の定着率向上にもつながる効果があります。

現在では、多くの企業が内定直結型のインターン制度を導入しており、採用の質を高めるための戦略的な手段として非常に有効。

インターンシップサイトを活用する際の注意点

インターンシップサイトを活用する際の注意点

インターンサイトは採用効率を高める強力なツールですが、導入時には注意すべき点も多くあります。

期待した成果を得るためには、媒体の選定から運用体制の構築まで戦略的に進めることが不可欠。

ここでは、失敗を防ぐために人事担当者や経営者が押さえておきたい、主要な注意点を解説します。

媒体ごとの特性を理解せず掲載するとミスマッチが起こる

インターンシップサイトを選定する際は、各媒体の特性や利用している学生層を正しく理解することが、成果を上げるために欠かせません

特徴を把握せずに掲載してしまうと、想定と異なる学生層が集まり、採用目的とのミスマッチが発生するリスクがあります。

例えば、長期インターンに特化したサイトには、実践経験を重視する学生が多く集まるため、短期の1Day仕事体験の募集では応募が集まりにくい傾向。

一方で、マイナビやリクナビのような総合ナビ系媒体には、短期志向や就活準備段階の学生が多く、幅広い層への認知拡大に適しているといえます。

このように、自社の募集目的(母集団形成・採用直結など)と、各媒体が持つ学生層の特徴を照らし合わせて選定することが、効率的で無駄のない採用活動の第一歩

掲載内容・写真・キャッチコピーで応募率が大きく変わる

インターン情報の掲載内容は、学生の応募意欲を大きく左右する重要な要素です。

どのように情報を設計し、どんな表現で伝えるかによって、学生が抱く印象やエントリー率は大きく変わります。学生がインターンを選ぶ際には、仕事内容・期間・報酬・成長できるポイントの4点を重視する傾向。

特に長期インターンでは、業務内容の説明にとどまらず、「その経験を通じてどのようなスキルや学びが得られるのか」を具体的に伝えることが重要です。

また、写真・社員インタビュー・職場紹介などを活用して企業の雰囲気を視覚的に伝えることも、応募数を伸ばすための有効な手段。

WantedlyやONE CAREERといったSNS型・クチコミ型媒体は、こうしたリアルな情報発信との相性が良く、学生の共感を得やすい傾向にあります。

最も大切なのは、テンプレート的な原稿に頼らず、自社の文化や価値観を言葉とデザインの両面で表現すること。それこそが、他社との差別化を生み出し、学生の「この会社で働いてみたい」という気持ちを引き出す最大の要因になります。

応募対応・メッセージ返信など運用負担が発生する

インターンサイトを通じて応募を受け付けると、学生へのメッセージ対応や面談日程の調整など、さまざまな実務作業が発生。

これらの対応を後回しにすると、返信の遅延や情報の行き違いが起こり、企業への印象を損なうリスクがあります。

特に複数の媒体を併用している場合は、応募データの一元管理が煩雑になりやすいため、運用体制の整備が不可欠。

あらかじめ返信テンプレートや対応フローを整備し、誰が・いつ・どの手順で対応するかを明確にしておくことで、担当者の負担を大きく軽減できます。

また、応募対応のスピードは学生の志望度に直結する要素です。

返信が遅れるほど他社に流れてしまう可能性が高まるため、「1営業日以内の返信」を基本ルールとした迅速な対応体制を構築することが望ましいでしょう。

成果を出すには複数媒体の併用が必要

ひとつの媒体だけでは、リーチできる学生の層や職種に偏りが生じることが多く、十分な採用成果を得にくいのが現実です。

そのため、採用目標を達成するためには、複数の媒体を目的に応じて使い分ける運用戦略が効果的

例えば、マイナビやリクナビなどの総合ナビサイトで幅広く母集団を形成しつつ、WantedlyやInfraインターンでカルチャーマッチや長期的な関係構築を重視するといった棲み分けが理想的です。

また、初期段階では複数の媒体を並行運用し、エントリー率や応募者の質を比較・分析することで、自社に最も適した媒体構成を見極めることができます。

最終的には、各媒体の強みと弱みを正確に把握し、「量(応募数)」と「質(マッチ度)」のバランスを取ることが、採用成果を最大化するカギに。

インターンシップサイト導入までの流れ

インターン採用を成功に導くためには、感覚的な対応ではなく、明確なプロセス設計が欠かせません。

採用の流れを整理しておくことで、「自社がいまどの段階にあるのか」「次に何をすべきか」を正確に把握でき、ムダのない採用活動を進めることができます。

ここでは、媒体選定から効果検証までの一連のステップを整理し、インターンシップサイトを導入・運用する際の具体的な進め方を紹介。

これからインターン採用を始める企業にとっても、既存の採用活動を見直す企業にとっても、参考になる流れです。

導入までの流れ

  1. 戦略設計:
    ターゲット学生層や達成目的を明確化する採用戦略の土台作り。
  2. 媒体選定:
    目的(短期や長期、量や質)に合わせ、ターゲット学生が多く登録する最適なサイトの選定。
  3. 無料相談:
    選定媒体のプロアドバイザーに採用課題を共有し、最適な掲載プランに関する助言の獲得。
  4. 掲載準備:
    応募率を高めるため、魅力的な求人原稿や写真の作成と整備。
  5. 公開:
    求人情報をサイトに掲載し、学生からの応募やスカウト対応を正式に受け付け開始。
  6. 効果検証:
    応募数や採用人数など、設定したKPIを初期目標と照らし合わせ結果の分析。
  7. 改善:
    検証結果に基づき、募集内容や媒体の選択を評価し、次期計画に反映。

インターン募集の第一歩は「媒体比較」から

インターンシップサイトを活用した採用活動は、優秀な学生との早期接点を築き、採用コストを抑えながら成果を上げるための重要な施策です。

その第一歩は、自社の採用目標に合った媒体を正しく選定することにあります。

例えば、短期インターンで幅広い母集団を形成したいのか、長期インターンで実務を通じて高いマッチング精度を狙いたいのか。

この目的によって、最適なサイトの種類や活用方法は大きく異なります。

媒体選定では、登録学生の属性・志向性・得意領域を把握することが不可欠

また、ひとつの媒体に依存せず、複数サイトを併用してリスクを分散しながら幅広い層へリーチする戦略が効果的です。

さらに、掲載内容の設計や応募対応のスピードなど、運用体制の整備が成果を大きく左右

本記事で紹介した導入ステップを参考に、媒体比較から採用戦略全体を見直し、ミスマッチのない人材確保を実現していきましょう。

WRITERライター情報

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執筆者

金田大和

株式会社b&q 執行役員

横浜国立大学卒。プロップテック企業にて、リテンションマーケティング事業や人事コンサルティング事業の立ち上げ、事業責任者として推進。その後、代表高稲とb&qを共同創業し、現在は執行役員として、多くの企業にHRを通じて本質的な価値を届けるべく、コンサルティング事業を含む複数のHR事業を管掌。これまでのキャリアを通じて合計500社以上の人事と対話し採用/組織改善を図る。