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AI面接の費用は?おすすめサービス17選と面接形式や特徴について解説

AI面接の費用は?おすすめサービス17選と面接形式や特徴について解説

「AI面接の費用はどれくらい?」
「導入コストをどうすれば抑えられる?」

こうした疑問を持つ採用担当者は少なくありません。

AI面接は、採用工数の削減や評価の公平性向上に貢献する手段として、導入が拡大。

しかし、情報が少なく具体的な費用感がつかみにくく、導入に踏み切れない企業も多いのが実情です。

そこで本記事では、AI面接にかかる費用や料金体系の仕組み、相場感を丁寧に解説。

初期費用やオプション料金など、見落としやすいコスト要素も整理し、導入検討に役立つ情報をまとめましたので、ぜひご参考にしてください。

AI面接の料金体系と費用相場

AI面接ツールの料金体系は「従量課金制」と「月額固定制」の2つに分類されます。

これらに加えて、初期費用やオプション料金が発生するケースが一般的です。

採用規模や運用スタイルによって最適なプランは異なるため、予算を明確にしたうえで、費用対効果を最大化できる料金体系を選ぶことが大切。

AI面接の費用相場は以下のとおり。

求める機能、サポート範囲により相場を超える場合も。見積り前に利用目的を明確にしておきましょう。

料金体系費用相場特徴
従量課金制1,000円 ~ 10,000円/件面接実施数に応じて費用が発生。
小規模採用やスポット利用に向いている。
月額固定制50,000 ~ 200,000円/月月額定額で利用可能。
大規模採用や通年採用を行う企業に適している。
初期費用要問い合わせ
※サービスによる
システム導入時のセットアップ費用。
オプション料金要問い合わせ
※サービスによる
カスタマイズやコンサルティングなど、追加機能の利用に伴う費用。

従量課金制

従量課金制は、AI面接を1件実施するごとに費用が発生する仕組みです。

最大の利点は、利用した分だけコストがかかるため無駄がないことにあります。

例えば、1面接あたりの費用相場は1,000円〜10,000円ほど。

採用人数が流動的だったり、必要なタイミングでスポット採用を行いたい企業にとって、導入しやすい料金体系といえるでしょう。

とくに、アルバイトやパートなど応募者数が多くなりやすい採用では、費用対効果の高い選択肢。

ただ、採用件数が多くなると、トータルで月額固定制よりも高くなる可能性がある点には注意が必要。

月額固定制

月額固定制は、毎月一定の料金を支払うことで、AI面接を回数無制限で利用できる料金プランです。

相場はおおよそ月額5万円〜20万円前後で、継続的に採用活動を行う企業や面接数の多い企業に最適

費用が一定であるため、年間の採用コストを見通しやすく、予算管理がしやすいのも特徴です。

例えば、「Our AI面接」は月額7.5万円で、従量課金なしの利用が可能。

規模に応じた柔軟な運用が評価されています。

ただし、採用活動を行わない期間にも費用が発生するため、年間を通じた採用計画と照らし合わせて導入を検討する必要があります。

その他の必要コスト

基本料金のほかに初期費用オプション料金といった追加コストが発生する場合があります。

こうした費用は各サービスで異なるため、しっかりと確認し、年間計画に組み込んでおくことが重要

初期費用

多くのAI面接ツールでは、導入時の初期設定やアカウント発行などの対応が必要になり、その分の費用が別途かかるケースがあります。

この費用には、一般的に以下の項目が含まれます。

初期費用の項目

  • システム初期設定
  • 管理画面の環境構築
  • アカウント発行・初期研修
  • 導入コンサルティング など

費用はサービスによって幅がありますが、数万円〜数十万円単位のコストになることもあるため契約前に項目と金額の内訳を必ず確認しておきましょう。

オプション料金

ツールによっては、追加料金を支払うことで利用できるオプション機能が用意されています。

例えば、以下のような機能が該当。

オプション機能の料金

  • 詳細な評価レポートの出力
  • AI面接官の音声・キャラのカスタマイズ
  • 多言語対応
  • 応募者データの分析機能

自社にとって本当に必要かを見極め、オプション料金が基本料金に含まれているかどうかも含めて確認しておくことが大切です。

想定外のコスト増を防ぐためにも、導入前にしっかり見積もりを取っておくことをおすすめします。

AI面接導入のメリット

AI面接は、採用活動の工数削減と評価の公平性向上に貢献する有力な選考ツールです。

とくに、大量応募時の初期スクリーニングや選考スピードの改善において、大きな効果を発揮。

AI面接のメリット

  • 採用業務の大幅な効率化とコスト削減
  • 評価の一貫性・公平性の向上
  • 24時間365日、いつでも面接が可能
  • 科学的な人材分析ができる

こうしたメリットを最大限に活かすことで、採用担当者は内定者フォローや戦略立案など、より重要な業務にリソースを集中することが可能

結果として、企業全体の採用活動の質を底上げする体制を整えられるでしょう。

メリット・デメリットについては、こちらの記事も併せてチェック!
AI面接とは?サービスの仕組みからメリット・デメリットについて徹底解説

AI面接導入のデメリット

AI面接は効率化に優れる一方、選考の質や応募者体験の観点から、事前に把握すべき課題も存在。

導入を検討する際には、こうしたリスクを正しく理解しておくことが欠かせません。

AI面接のデメリット

  • 人間性やカルチャーマッチの見極めに限界がある
  • 学習データの偏りによる評価の不公平リスク
  • 応募者が無機質さや不安感を覚えるおそれ

これらの課題から、AIの評価はあくまで人の判断を補助する役割に留めるべきといえます。

最終的な判断を必ず人が行うことで、技術の限界を補い、適切な運用を実現するうえで不可欠。

おすすめのAI面接ツール17選

AI面接ツールは多岐にわたり、各社が独自の機能やプランを提供しているため、自社の採用方針や体制に合ったサービスを見極めることが重要

ここからは、主要なAI面接ツールを形式と費用の観点からまとめました。

どのツールが自社に合うか、ぜひお役立てください。

料金や機能は変更される場合があるため、導入前には必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください

ツール名費用面接形式
SHaiN1,000円~/件(派遣・パート)、
5,000円~/件(新卒・中途)
対話型
PeopleX AI面接要問合せ対話型
AI面接官(VARIETAS)要問合せ対話型
DuDo AI面接サービス要問合せ対話型/アバター型
タレントスカウター初期費用 50万円+1,000円~/件(要問合せ)対話型
Zキャリア AI面接官初期費用 50万5,000円+面接プラン(要問合せ)対話型
Our AI面接月額換算 7.5万円~(従量課金なし)対話型
AI面接 powered by elfii要問合せ対話型
面接サポートさくらさん初期費用 90万円+月額38万円~(要問合せ)録画型/アバター対応
AI RECOMEN要問合せ録画型/代行機能あり
harutaka IA初期費用 50万円+月額5万円~(要問合せ)録画型/分析型
面談支援AIサービス要問合せ録画型/分析型
AI面接+要問合せ録画型
Track AI Interview要問合せ録画型/分析型
HireVue要問合せ録画形式/ライブ形式 両対応
面接AI(ビーモーション)要問合せ録画型/ロールプレイング形式
面接AI(クリスタルメソッド)初期導入費+月額20万円~録画型/分析型

対話型のAI面接ツール(8選)

SHaiN

SHaiNは、株式会社タレントアンドアセスメントが提供する対話型AI面接サービスです。

独自開発の「戦略採用メソッド」に基づき、応募者の資質を客観的かつ多角的に評価

AIが面接官を務めることで、評価のバラつきを防ぎ、公平公正な選考を実現できるのが強み。

導入実績は800社以上と豊富であり、企業が知りたい質問を事前に自由に設定することも可能です。

サービス名SHaiN
運営企業名株式会社タレントアンドアセスメント
公式サイトhttps://shain-ai.jp/
料金形態派遣・パート採用向け(3項目まで):1,000円~ / 件
新卒・中途採用向け(7項目まで):5,000円~ / 件
※前払いの場合、最低10件以上から、1件単位で(利用期間は1年間)で申し込み可能
※後払いの場合、受検者管理システム利用料として年額60万円が必要
特徴独自開発の科学的面接手法「戦略採用メソッド」採用
AIによる客観的かつ公平公正な評価
導入実績800社以上
ユーザーフレンドリーなUI
提供機能AIによる応答分析とスコアリング
面接評価レポート作成(10段階評価)
質問のカスタマイズ(フリー質問)
ヒアリング結果に基づく資質分析
候補者の特徴に合わせた質問や動機付け機能(内定辞退を減らす効果)

PeopleX AI面接

PeopleX AI面接は、株式会社PeopleXが提供する対話型AI面接サービスです。

高度な採用スキルを持つ対話型AIを搭載したデジタルヒューマンが面接を代行。

応募者の回答に応じて質問を深掘りすることで、書類選考では判断しにくい思考力なども評価可能

しかも、採用サイトなどにURLを掲載するだけで、24時間365日いつでも自動で面接を実施できる

これにより、煩雑な日程調整の対応業務が不要になる。

また、応募数の増加が期待でき、新卒、中途、アルバイトまで幅広い採用に対応。

サービス名PeopleX AI面接
運営企業名株式会社PeopleX
公式サイトhttps://peoplex.jp/
料金形態要問い合わせ
特徴デジタルヒューマンによる自然な対話型面接
24時間365日対応で日程調整不要
選考フローの高速化と公平性強化
提供機能生成AIによる深掘り質問
面接の録画、自動文字起こし
応募状況の一元管理
新卒、中途、パート、アルバイトの雇用形態に応じた質問カスタマイズ

AI面接官

AI面接官は、株式会社VARIETASが提供する新卒採用に特化した高品質なAI面接サービスです。

社会人基礎力や志望動機など約16の評価項目を一度に分析することができます。

面接実施後、レポートを約15分で生成できるため、選考効率を大幅に向上。

また、ESの内容やその場での応答に基づいて、個別調整された質問を展開できるのも特徴。

自社の人材要件に基づき候補者を抽出できる「通過者確定機能」を搭載しています。

サービス名AI面接官
運営企業名株式会社VARIETAS
公式サイトhttps://ai-interview.online/
料金形態要問い合わせ
特徴新卒採用に特化
約16の評価項目を15分でレポート化
通過者確定機能による効率的な候補者選定
上場企業の一次面接レベルを超える品質
提供機能個別調整された質問の展開
面接結果レポート(約15分で生成)
選考後のフィードバック自動作成に対応
社会人基礎力
志望動機などの同時分析

DuDo AI面接サービス

DuDo AI面接サービスは、DuDo株式会社が提供する対話型AI面接サービスです。

リアルな人物アバター面接官とのコミュニケーションを実現しており、一般的なAI面接で起こりがちな応募者の意欲低下を防げます

このように、人に近い自然な会話体験を提供できるのが特徴。

実在の社員をモデルにした高精度なAIアバターを生成でき、エントリーシートの内容に応じてパーソナライズされた深掘り質問を自動生成できます。

応募者は何度も面接に挑戦でき、企業側は全記録を通じて、応募者の意欲や姿勢を評価に反映が可能

サービス名DuDo AI面接サービス
運営企業名DuDo株式会社
公式サイトhttps://dudo.co.jp/interview-lp/
料金形態要問い合わせ(無料デモ実施可能)システム利用料ほか
特徴リアルなアバター面接官による対話型面接
社員をモデルにしたAIアバター生成が可能
応募者のエンゲージメント向上を支援
24時間365日自動対応
提供機能応募者ごとにパーソナライズされた深掘り質問を自動生成
面接結果の録画、データ化
応募者は納得いくまで何度でも面接に挑戦可能
AIが受験結果を解析し合否判定を支援

タレントスカウター

タレントスカウターは、Preferred Networks株式会社が提供する対話型AI面接サービスです。

AIアバターとの対話を通じて、求職者の潜在能力や実務スキルを多角的に評価する人材採用支援ツールとして活用されています。

面接シナリオを柔軟に設定することができ、一般的な質疑応答だけでなく、業務を再現したロールプレイやケース面接も可能。

応答内容や音声、表情、視線の解析など、複数の要素を組み合わせて評価を行い、書類だけでは判断しにくい能力を可視化できます。

採用要件に基づいたスコアリングが自動で行われるため、評価の属人化も防止でき、評価理由がテキストで確認できるため納得感のある判断を支援

サービス名タレントスカウター
運営企業名Preferred Networks株式会社
公式サイトhttps://talentscouter.preferredai.jp/
料金形態初期費用50万円+利用料1,000円~ / 件(要問合せ)
特徴AIアバターとの対話型面接
実務を再現したロールプレイやケース面接が可能
ポテンシャルやマッチ度をリアルに評価
多様な職種に対応
提供機能応答内容、音声、表情、視線解析などの多面的な評価
面接結果の自動スコアリングとレポーティング
評価項目ごとの評価理由をテキストで提供
面接シナリオの柔軟な設定、カスタマイズ

Zキャリア AI面接官

Zキャリア AI面接官は、Zキャリア株式会社が提供する対話型AI面接サービスです。

採用面接の一部をAIが代替することで、面接工数の削減と選考リードタイムの短縮を実現

候補者は24時間365日、スマートフォンから面接に参加できるため、面接官との日程調整が不要。

企業が設定した評価観点に基づき、AIが自動で追加質問を行うことで、思考の深さや人柄をより客観的に把握することが可能になります。

面接の前後には、アンケートや適性検査を組み込むこともでき、公正かつ精度の高い選考が可能で、中途採用や職種限定採用への応用にも適しています。

サービス名Zキャリア AI面接官
運営企業名Zキャリア株式会社(提供元は株式会社ROXX)
公式サイトhttps://ai-interview.zcareer.com/
料金形態初期費用50万5,000円+面接プラン(要問合せ)
特徴24時間365日スマートフォン対応
AIが候補者の回答に基づき自動で追加質問
面接工数の削減とリードタイムの短縮に強い
中途採用や職種限定採用にも活用しやすい
提供機能面接結果の録画、AI解析とレポート提供
アンケートや適性検査の組み込み
会社説明の代行も可能
AIが表情や話し方も分析

Our AI面接

Our AI面接は、JetB株式会社が提供する、国内で唯一の定額制AI面接ツールです。

面接回数に応じた従量課金が一切発生しない仕組みのため、予算管理がしやすく、採用コストの最適化を図れる点が大きな魅力と言えます。

候補者は専用アプリのインストール不要で、ブラウザから24時間365日いつでも面接に参加可能。

また、AIが会話の流れに応じて質問順を自動で最適化し、公平な基準で自動評価もできます。

大規模採用や通年採用を行う企業にとって費用対効果の高い選択肢となるでしょう。

サービス名Our AI面接
運営企業名JetB株式会社
公式サイトhttps://ai-mensetsu.jp/
料金形態月額換算 7.5万円~(契約期間1年間)従量課金はゼロ
特徴国内唯一の定額制AI面接ツール
24時間365日いつでも面接可能
予算管理の容易さ
提供機能AIによる会話内容に応じた質問の最適化
追加料金なしのAIレポート作成機能
公平な評価基準による自動評価

AI面接 powered by elfii

AI面接 powered by elfiiは、ポロ株式会社が提供する中途即戦力人材の採用に特化したAI面接サービス

独自のAIエンジン「elfii」を搭載しており、応募者の潜在能力や実務適性を多面的に評価可能。

面接はテキスト形式で進行し、学歴や肩書に左右されないフラットな選考を行えます。

AIが応募者の回答をその場で分析し、最適な深掘り質問を生成し、先入観のないロジカルな評価を実現

実力を正当に見極めたい企業にとって、有効な手段となるでしょう。

サービス名AI面接 powered by elfii
運営企業名アポロ株式会社
公式サイトhttps://apol.co.jp/service/ai-mensetsu-powered-by-elfii/
料金形態要問い合わせ
特徴独自のAIエンジン「elfii」搭載
即戦力中途採用に特化
先入観を排除した公平な選考を実現
提供機能応募者の回答に応じた深掘り質問を自動生成
文章での質疑応答形式を採用
面接結果のレポート提供

録画型のAI面接ツール(9選)

面接サポートさくらさん

面接サポートさくらさんは、株式会社ティファナ・ドットコムが提供するAI面接支援サービス。

このサービスでは、面接の日程調整から一次面接、評価、内定後のフォローまで、採用プロセス全体をAIが一貫して支援します。

とくに、企業が設定した人物要件に基づいて応募者をスコアリングする仕組みにより、評価のばらつきを防ぎ、公正な選考を実現可能。

画面上に登場するアバター「AIさくらさん」は、衣装や表情などのカスタマイズが可能で、自社のブランドイメージに合わせた対応も行えます。

また、個人情報の入力時に警告表示が出るといったセキュリティ面にも配慮されており、他サービスとの連携もスムーズです。

サービス名面接サポートさくらさん
運営企業名株式会社ティファナ・ドットコム
公式サイトhttps://sakura.tifana.ai/interview
料金形態初期費用90万円+月額38万円~(要問合せ)
特徴面接日程調整から内定後フォローまでを一貫サポート
AIによる客観的スコアリングで公平な選考を実現
高いセキュリティ対策と柔軟なカスタマイズ性
提供機能面接日程の自動調整/オンライン面接実施
アバター対応による企業ブランディング支援
評価レポート作成機能/選考プロセスの一元管理

AI RECOMEN

AI RECOMENは、株式会社アイエンターが提供するAI面接サービスです。

企業向けの「for採用」と学生の面接練習をサポートする「for面接練習」という2つの用途に対応

とくに「for採用」では、日程調整から面接実施、合否判定までをAIが代行することで、採用担当者の工数を大きく削減できます。

統一基準に基づいた自動評価によって、評価の属人化を防ぎ、公平性を担保した選考を実現。

また、直近50回分のスコアを集計した統計データも取得でき、他候補者との比較分析にも活用可能

サービス名AI RECOMEN
運営企業名株式会社アイエンター
公式サイトhttps://service.recomen.ai/
料金形態要問い合わせ
特徴「for採用」「for面接練習」の2パターン提供
属人化を防ぎ、採用の質と公平性を担保
候補者スコアの統計データによる比較評価が可能
提供機能面接実施の自動化とレポート生成
スコア比較分析/スクリーニング支援
求職者の回答内容をAIが解析し評価に反映

harutaka IA

harutaka IAは、株式会社ZENKIGENが提供する録画型AI面接分析ツール。

応募者の録画面接や対面面接の会話内容をAIが解析し、採用活動の質と効率の両面をサポートします。

注目すべきは、面接内容を自動で書き起こし、要約し面接議事録として関係者間で即時共有できる点。

さらに、面接官の発話傾向を数値化するアナリティクス機能を通じて、面接スキルの向上や評価基準の標準化も支援。

ESだけでは把握しづらい応募者の魅力や強みを、客観的なデータとして可視化できるサービスです。

サービス名harutaka IA
運営企業名株式会社ZENKIGEN
公式サイトhttps://harutaka.jp/interview-assessment
料金形態初期費用50万円+月額5万円~(要問合せ)
特徴録画、会話データをAIが解析する分析型ツール
議事録の自動作成で面接後業務を効率化
面接官のスキル改善と評価の標準化を支援
提供機能面接内容の自動書き起こしと要約
発話バランスや傾向の可視化(アナリティクス機能)
深掘り質問の自動生成/結果のデータレポート化

面談支援AIサービス

面談支援AIサービスは、株式会社日立ソリューションズが提供するAI面接支援ツールです。

最大の特徴は特許取得の独自AIエンジン活用のベテラン面談者の「人を見る力」をモデル化できる点

面談動画と評価指標をAIが学習し、経験や勘に頼った人材評価の再現性を高めたモデルを構築可能。

また、アバターによる「セルフ面談」にも対応しており、表情・目線・心拍などの非言語情報を含めた多角的な分析が行えます。

候補者数が多い場合でも、効率的なスクリーニングに役立つ実践的なサービスといえるでしょう。

サービス名面談支援AIサービス
運営企業名株式会社日立ソリューションズ
公式サイトhttps://www.hitachi-solutions.co.jp/ai_interview/
料金形態要問い合わせ
特徴独自AIがベテラン面談者の判断基準を学習
表情、目線、心拍など非言語情報の分析にも対応
セルフ面談、対面面談の両形式に対応
提供機能AIモデル生成/評価支援
非言語・言語情報の統合分析
オンラインセルフ面談の自動実施

AI面接+

AI面接+(プラス)は、株式会社リンクウェイが提供する録画型AI面接サービスです。

採用要件や職種に応じて、AIが自動で最適な質問を生成し、面接の質と一貫性を両立可能。

回答内容はコミュニケーション力・論理性などの観点でスコア化され、グラフ化されたレポートとして確認ができます。

また、採否にかかわらず応募者にフィードバックを提供できる点も、候補者体験の向上にも配慮。

面接業務の効率化だけでなく、ブランディングや満足度向上にも貢献できるサービスといえます。

サービス名AI面接+
運営企業名株式会社リンクウェイ
公式サイトhttps://www.ai-interview-plus.com/
料金形態要問い合わせ
特徴職種ごとに最適な質問をAIが自動生成
フィードバック機能により候補者満足度向上
評価のブレを抑え、採用精度を安定化
提供機能録画面接/スコアリング/グラフレポート
フィードバック提供機能
自動質問生成と評価基準のカスタマイズ

Track AI

Track AIは、株式会社ギブリーが提供する録画型AI面接サービスで、思考力やビジネススキル、ヒューマンスキルを多角的に可視化できる点が強みです。

企業ごとの採用基準に応じて、独自の評価AIシステムを構築できるため、より精度の高い判定が可能。

とくにエンジニア採用においては、同社の「Track Test」との連携により、技術スキルと面接内容を統合的に評価できる構成。

録画面接はAIが解析し、選考過程の可視化と一元管理を通じて、採用プロセス全体の効率化を支援

高度人材を見極める場面でも、信頼性の高い判断材料を得ることが可能です。

サービス名Track AI
運営企業名株式会社ギブリー
公式サイトhttps://tracks.run/products/ai-interview/
料金形態要問い合わせ
特徴評価AIを企業ごとにカスタマイズ構築可能
Track Test連携による総合的なデジタル人材評価
選考プロセスの可視化、分析を実現
提供機能録画データの解析、レポート作成
選考過程の一元管理
複合スキルのスコア化と比較評価

HireVue

HireVueは、株式会社日立システムズが取り扱うアメリカ発のAI面接プラットフォームで、世界1,150社以上への導入実績を誇る、グローバルで高いシェアを持つサービス

選考の効率化と精度向上を支援する多彩なアセスメント機能を搭載。

候補者が事前に回答を録画する「録画形式面接」と、面接官とリアルタイムで対話する「ライブ形式面接」のいずれにも対応しています。

とくに注目されるのは、過去のデータをもとに候補者の将来のパフォーマンスを予測する「人工知能選考支援機能」の存在です。

さらに、40ヶ国語以上に対応しており、グローバル採用に取り組む企業にとって非常に心強いツールといえます。

サービス名HireVue(ハイアービュー)
運営企業名タレンタ株式会社
公式サイトhttps://www.talenta.co.jp/hirevue/
料金形態要問い合わせ
特徴世界トップクラスの導入実績
40ヶ国語以上に対応
選考の精度向上や効率化を支援する多機能性
提供機能録画・ライブ面接対応
人工知能選考支援機能(パフォーマンス予測)
ゲームベースアセスメント
プログラミングテスト機能

面接AI(ビーモーション株式会社)

面接AIは、ビーモーション株式会社が提供する録画型AI面接サービスです。

企業の採用目的や職種ごとのニーズに応じて、質問内容を柔軟にカスタマイズできる点が魅力

自己PRから10問以上の深掘り面接まで対応しており、さまざまな選考フローにフィットします。

また、採用管理システム(ATS)やロールプレイング機能(ロープレAI)との連携が可能で、面接官・応募者の双方にとってトレーニング用途としても利用価値があります。

AIによる自動評価レポートとあわせて、業務負荷を軽減しつつ、選考の質を高めたい企業におすすめ

サービス名面接AI
運営企業名ビーモーション株式会社
公式サイトhttps://www.bemotion.co.jp/ondemand/ai-interview/
料金形態要問い合わせ
特徴質問内容を柔軟にカスタマイズ可能
ATSやロープレAIとの連携に対応
面接官・応募者のトレーニングにも活用可能
提供機能AIによる自動評価
深掘り質問の設計、編集
対話型ロールプレイング機能
ATSとのシステム連携

面接AI(クリスタルメソッド株式会社)

面接AIは、クリスタルメソッド株式会社が提供する録画型AI面接サービスです。

事前に設定した評価基準に基づいてAIが自動スコアリングを実施することで、評価の一貫性が保たれ公平な選考につながります。

また、録画映像の活用で、複数の面接官が候補者の表情や発話内容を確認でき、多面的な評価が可能。

応募者自身が面接前に何度でも練習できるロープレ機能も提供しており、緊張の軽減や本来の力を発揮しやすい環境を整えられます。

採用の質と応募者体験の両立を図りたい企業にとって実用性の高いソリューションといえるでしょう。

サービス名面接AI
運営企業名クリスタルメソッド株式会社
公式サイトhttps://crystal-method.com/
料金形態初期導入費+月額20万円〜
特徴AIによる一貫したスコアリング
録画映像による多面的な評価
応募者のロープレ練習に対応
提供機能録画面接実施
AIによるスコアリングとレポート生成
録画映像の複数人評価
応募者向けロープレ機能

AI面接導入までの流れ

AI面接ツールの導入は、採用活動の効率化や選考の公平性を高める上で非常に有効な施策

ただし、導入するだけでは十分な効果は得られず、準備不足で混乱を招くリスクもあるでしょう。

導入を成功させるためには、計画的なステップを踏みながら進めることが欠かせません。

ここでは、AI面接を円滑かつ効果的に活用するための3つの主要なステップをご紹介。

これらのステップを適切に実施することで、導入後の混乱を最小限に抑え、費用対効果を最大限に高めることが可能になります。

STEP①:導入前の準備と目的の明確化

AI面接の導入には、まず「何のために導入するのか」という目的を明確にすることが何より重要

「一次面接の工数を削減したい」「面接官による評価のばらつきを是正したい」といった具体的な課題を洗い出します。

そのうえで新卒採用に限定して使うのか、中途採用全体に適用するのかといった活用範囲を決めておく必要があります。

また、求める人物像や人材要件をあらかじめ定義しておくことで、評価基準の設計やツールの設定がスムーズに進むはず。

導入の目的が明確になっていれば、効果測定や費用対効果の把握もしやすくなり成功率を大きく引き上げることができるでしょう。

STEP②:運用時の体制構築

AI面接はツールを導入すれば完結するものではなく、実際の運用に向けた体制の整備が不可欠

とくに従来の採用フローに変化が生じるため、現場で混乱が起きないよう、事前に十分な準備が必要。

まずは、AI面接の管理を担う担当者や責任者を明確にし、データの確認や結果の活用方法についても方針を定めておきましょう。

「AIのスコアをどこまで選考判断に反映させるのか」といった点を事前に決めておくことで、現場の混乱を防ぐことができます。

応募者への案内方法やトラブル発生時の対応フロー、スケジュール調整の手順など、実務に即した運用ルールを社内で共有しておくことも重要。

全員が目的の理解、共通認識を持つことで、AI面接の効果を最大限に引き出せる体制が整うはずです。

STEP③:導入サービスの選定

AI面接ツールはサービスごとに特徴が大きく異なるため、目的と運用体制に合ったものを慎重に選ぶ必要があります

選定を誤ると、期待した導入効果が得られないばかりか、逆に業務が煩雑になってしまう可能性もあるでしょう。

チェックすべきポイントとしては、費用、機能、操作性、サポート体制、セキュリティの5つ。

また、「録画型」と「対話型」のどちらが自社の課題に適しているかを確認したうえで、AIの評価項目が求める人材像に対応しているかどうかも見極める必要があります。

トライアル運用によって社員が応募者役となり、実際の操作感や反応を体験することで、想定外のトラブルを未然に防ぐことが可能。

検討段階での試行が、最終的な満足度や費用対効果に大きく影響するのです。

AI面接の費用と機能を理解し、自社に合ったサービスを選ぼう

本記事では、AI面接の各サービスの特徴や費用体系、導入時の注意点のほか、必要な3つのステップについて解説しました。

AI面接は、採用工数の削減や評価の公平性を高める有効な手段であり、とくに大量応募が発生する新卒採用やアルバイト採用などにおいて効果を発揮します。

ただし、導入効果を最大化するためには、費用や機能面の違いを正しく理解したうえで、自社の採用課題や運用体制にマッチしたサービスを選ぶことが重要。

とくに、AI評価と人の判断をどう組み合わせるかも、設計段階で考えておくべきポイント。

導入にあたっては、ツールの比較だけでなく、自社の採用プロセスや人材要件との整合性を確認することが欠かせません

この記事を参考に、貴社にとって最適なAI面接ツールを見極め、より効率的かつ質の高い選考活動の実現を目指してください。

WRITERライター情報

プロフィール画像

執筆者

金田大和

株式会社b&q 執行役員

横浜国立大学卒。プロップテック企業にて、リテンションマーケティング事業や人事コンサルティング事業の立ち上げ、事業責任者として推進。その後、代表高稲とb&qを共同創業し、現在は執行役員として、多くの企業にHRを通じて本質的な価値を届けるべく、コンサルティング事業を含む複数のHR事業を管掌。これまでのキャリアを通じて合計500社以上の人事と対話し採用/組織改善を図る。