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SNS採用代行のおすすめ9選を徹底比較!費用相場・評判・選び方を紹介

SNS採用代行のおすすめ9選を徹底比較!費用相場・評判・選び方を紹介

SNS採用に取り組みたいと思っても、「何から始めればいいのか分からない」「投稿を続ける時間もノウハウもない」と感じている企業は少なくありません。

採用業務と人事業務を兼務している場合は特に、企画・撮影・投稿・分析まで手が回らず、気づけば更新が止まってしまうケースも起こりがちです。

そこで本記事では、SNS採用代行の基本から、費用相場、失敗しない選び方、比較、導入時の注意点やよくある疑問までをまとめて解説します。

自社に合う代行会社を見極めるための判断軸が整理できる内容です。

ぜひ、SNS採用の導入に向けて、お役立てください。

SNS採用代行とは?

SNS採用とは、X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNSで企業の文化・仕事内容・社員の声を継続的に発信し、求職者との接点をつくる採用手法です。

求人広告だけでは届きにくい“就活・転職潜在層”にも、日常的な発信を通じて認知や興味を育て、応募や面談につなげられる点が特徴

一方で自社運用では、企画立案・撮影/制作・投稿管理・コメント対応・数値分析までを回す必要があり、担当者の工数不足で更新が止まったり、ノウハウ不足により改善が進まずに成果が伸びないケースが起こりやすくなります。

加えて、表現の配慮不足や情報管理の甘さが原因で炎上や誤解を招くリスクもあるため、投稿前の承認フローやガイドライン整備など、運用設計が欠かせません。

SNS採用代行は、こうした運用を専門業者に任せられ、戦略設計から、コンテンツ制作、投稿運用、レポーティング、改善提案までを一定範囲で担い、社内の負担を抑えつつ、投稿の継続と検証・改善を仕組み化しやすいことが最大のメリットといえます。

ただし対応範囲は会社ごとに異なるため、導入時は「どこまで任せるか」「社内で担うべき判断は何か」を整理し、運用の透明性まで確認したうえで選ぶことが重要です。

SNS採用代行の費用相場

SNS採用代行を検討する際、費用は重要な比較軸ですが、金額だけで決めるとミスマッチが起きやすいため、サービス範囲とセットで評価する必要があるのです。

費用感は提供内容や運用体制によって大きく変わるものの、一般的な運用費用は月額10万〜50万円程度がひとつの目安で、別途「初期設計・立ち上げ費用(アカウント設計、方針策定、クリエイティブの雛形作成など)」が発生するケースもあります。

料金は「どこまで任せるか」で変動。

例えば、投稿代行中心のプランは、投稿文作成や投稿スケジュール管理が主となり、比較的低価格帯になりやすい一方、戦略設計、画像・動画などのクリエイティブ制作、数値分析と改善提案、定例レポートまで含めると費用は上がりやすくなります。

複数社から見積もりを取り、同じ条件で比較したうえで、自社の目的に対して過不足のないSNS代行会社・プランを選ぶことが重要です。

SNS採用代行会社の選び方

SNS採用代行会社の選び方

SNS採用代行会社を選ぶ際は、価格や知名度だけで判断せず、支援内容が自社の採用ターゲットと目的に合っているかを基準に比較することが重要です。

選定にあたっては、自社要件との合致を確認したうえで、対応媒体や得意領域、費用や契約形態は事前に確認しておくと、判断がぶれにくくなります。

それでは、選定時に確認すべきポイントについて、詳しく見ていきましょう。

対応SNSと得意領域を確認する

SNS採用では、各SNSごとにリーチできる層や反応が異なるため、採用ターゲットの年齢層や職種、伝えたい魅力の種類に応じた媒体選定が成果を左右します。

例えば、若年層への認知拡大や共感づくりには、短尺動画で関心を引きやすく、写真や動画を通じて社風や働く雰囲気を視覚的に伝えやすい「TikTok/Instagram」が最適。

一方で、専門職や中堅層などに向けて情報発信を行う場合は、「X(旧Twitter)/LinkedIn」のように、テキスト中心で知見や仕事観を伝えやすい媒体が合うこともあります

このように媒体には得意領域があるため、代行会社が強いSNSと自社のターゲットがずれていると、本来届けたい層に届かず成果が出にくくなるでしょう。

「自社の採用ターゲットが日常的に使うSNSはどれか」と「その媒体で実績がある代行会社か」をセットで確認し、媒体特性に沿った運用設計を行うことが重要です。

実績(業界・職種別の成功事例)を見る

SNS採用代行を比較する際は、実績を確認することが欠かせません。

導入社数の多さだけでは判断しにくく、自社と近い業界・職種・採用ターゲットで成果を出した事例があるかが、運用の再現性を見極める重要な手がかりになるでしょう。

特定ターゲットに届く企画設計や、応募・面談など採用成果につながる導線づくりの経験がある会社ほど、自社の課題に合わせた提案を受けやすくなります。

実績を見るときは、「何を成果としているか」を揃えて評価しましょう。

実績の確認ポイント

  • KPI(応募数/面談数/採用数などの中間指標)
  • 改善サイクル(仮説検証の頻度と改善の根拠)
  • 投稿品質(クリエイティブの一貫性/反応率)
  • アカウントの推移(フォロワーや閲覧数の伸び方)

上記のようなポイントを確認すると比較がしやすくなります。

加えて、数値や施策内容が具体的に示された事例を公開している会社は、取り組みがブラックボックス化しにくく、期待値を現実的に合わせやすい点も評価ポイントです。

運用方針・レポートの透明性があるか

SNS採用代行は「投稿を回す」だけでは成果につながりにくく、運用方針と改善の回し方、レポートの中身によって結果が大きく変わります。

認知拡大を優先する設計、応募導線を整える設計など思想が異なるため、最初に「何を成果(KGI)とし、どの指標(KPI)で管理するか」を揃えておくことが最重要です。

運用の透明性が低いと、施策の内容が把握できないまま改善が止まりやすくなるため、選定時には次の確認ポイントを事前に押さえておくことが必須。

確認ポイント

  • 成果定義:
    KGI(応募数・面談数・採用数等)とKPI(リーチ・クリック等)の設計が明確か
  • 役割分担:
    企画/制作/投稿/コメント・DM対応/採用導線整備のうち、どこまでが代行範囲か
  • 承認フロー:
    投稿前のチェック体制と緊急時の対応手順があるか
  • 改善プロセス:
    仮説→検証→改善の意思決定が「誰が」「どの頻度で」行われるか
  • データ環境:
    アカウント権限、広告費の扱い、計測方法の説明があるか
  • 連携体制:
    窓口担当、連絡手段、定例MTGの有無と頻度が現実的か

最後に、「実施内容・数値・次アクション」がセットで出ないレポートはブラックボックス化しやすいため、フォーマット見本と報告頻度まで事前に確認しておくのが安全です。

クリエイティブの質(画像/動画制作)

SNS採用では、画像や動画などのクリエイティブ品質が、反応(保存・シェア・コメント)だけでなく、応募や面談といった次の行動にも影響しやすい要素です。

SNSはタイムライン上で短時間に取捨選択されるため、見た目の完成度や伝わりやすさが低いと内容を理解される前に離脱されやすく、特にInstagramやTikTokのような視覚訴求が中心の媒体では「第一印象=反応率」に直結しやすい傾向があります。

そのため代行会社を選ぶ際は、制作体制そのものだけでなく、品質を一定に保つ仕組みまで確認することが重要であり、社内にデザイナーや動画編集者がいるか、外部クリエイターとどう分業・連携しているかによって、制作物の一貫性や納品スピード、改善の反映力が変わり、結果として運用の安定度にも差が出るでしょう。

質の差が出るポイント

  • ターゲットに合わせた企画設計(誰に何を伝え、どこで応募につなげるかの設計)
  • 動画編集の完成度(テンポ、テロップ、構成、尺の最適化)とテンプレートの質
  • ブランドや職場の魅力を伝えるストーリーテリング(社員・仕事・文化の見せ方)
  • デザインの一貫性(トーン&マナー、情報の整理、視認性)
  • 撮影・素材の確保力(現場素材の集め方、使用許諾・権利管理の運用)
  • 分析結果を次の制作に反映できる改善体制(何を根拠に、どう作り替えるか)

これらは投稿本数を増やすだけでは補いにくい領域であり、クリエイティブの質と改善体制が整っているほど、採用成果につながる運用になりやすいといえます。

炎上リスク対策・ガイドラインの有無

SNS採用は、SNSの拡散力の高さから投稿内容が短時間で広く拡散される可能性があるため、炎上リスクを前提に運用設計をしておく必要があります。

例えば、不適切な表現や誤解を招く言い回し、個人情報の取り扱いミスなどが批判につながり、企業イメージの低下や応募者の不信感を招くケースは現実に起こるのです。

こうしたトラブルは、投稿前チェックや社内ルールが曖昧なまま運用すると発生しやすく、採用広報では特に慎重さが求められるといえるでしょう。

そのため代行会社を選ぶ際は、制作力だけでなく、炎上を「起こさないための予防」と「起きたときの初動」まで含めたチェック体制があるかを確認することが重要。

具体的には、投稿前の承認フロー(誰がどこまで確認するか)、リスクの高い表現やNG例の基準、肖像権・著作権・個人情報への配慮、そして万一の際の対応手順(削除判断、謝罪文作成、報告ルートなど)が整理されているかを把握しておくと安心です。

また、ガイドラインがあっても、企業の採用方針やブランドトーン、現場の実態とずれていると誤解が生まれやすいため、企業側の基準とすり合わせる運用が欠かせません。

「ルールが文書化され、投稿ごとにチェックが実行される」状態を作れているかが、リスク管理の精度を見極めるポイントになり、SNS採用で成果を狙うには、投稿を増やすだけでなく、炎上を未然に防ぐ仕組みを運用に組み込むことが不可欠です。

費用・契約形態(期間・オプション)

SNS採用代行の費用は、提供される支援範囲と契約形態によって大きく変わるため、契約前に条件を細部まで確認しておくことが重要です。

代行会社によっては最低契約期間が設定されており、数ヶ月単位での契約が前提となり、短期で見直せない場合は予算計画や体制変更に影響が出る可能性があります。

また、解約条件や途中変更の可否も見落としやすいポイントです。中途解約時の違約金の有無、更新タイミング、施策の増減(投稿本数や対応範囲の変更)に柔軟に対応できるかは、契約前に必ず確認しておきましょう。

さらに、オプション追加によって総額が膨らむこともあるため、広告運用や動画制作、採用導線整備、候補者対応などが別料金になるかを整理しておく必要があります。

特に広告運用を含む場合は「運用手数料」と「広告費(実費)」が別建てになることが多いため、月額費用だけを見て判断すると想定より高くなるリスクが存在。

あわせて、基本料金に含まれる範囲と追加費用が発生する条件を、見積書・契約書の形で明文化できているかを確認すると、後からの認識違いを防ぎやすくなり、結果として費用面の不安を抑えながら、自社に合うSNS採用代行を選びやすくなるでしょう。

人気のSNS採用代行会社のおすすめ9選を比較

以下では、おすすめのSNS採用代行会社を一覧表で整理しています。

SNS採用代行は、得意媒体や制作力、運用の深さ、料金形態(固定費/成果報酬)などが会社ごとに大きく異なるため、公式情報や見積書での最終確認が必要でしょう。

比較表はあくまで入口として活用し、最終的には「採用ターゲットに届く設計になっているか」と「追加費用を含めた総額」まで確認したうえで判断するのが安全です。

SNS代行会社得意媒体対応範囲費用(料金形態)特徴
株式会社リソースクリエイション(エアリク)Instagram/TikTok画像加工/キャプション作成/ハッシュタグ選定/投稿分析等の制作〜運用、戦略立案、効果測定、広告提案、コメント返信、月次レポート要相談採用に特化したSNS運用を専門家チームが一括代行し、他社との差別化につながる発信で社風に合う人材の応募・採用を狙うサービスです。
株式会社ADDICT ONE(Recruit ONE)TikTok戦略設計/企画/撮影/編集/投稿/分析(ワンストップ)+応募導線設計コンサル月額固定型
20万円~/月
初期費用:不要
採用特化のTikTok運用代行で、戦略設計から企画・撮影・編集・投稿・分析までをワンストップで任せられ、ショート動画による共感型の採用設計でミスマッチ抑制と採用効率の改善を目指します。
株式会社kanaL(ワカッテ採用)TikTok/Instagram戦略立案(KPI/KGI、ターゲット、分析)/企画・台本/撮影/編集/投稿/数値分析・月次レポート/広告運用設計・運用/LINE導線構築月額固定型
15万円~/月
初期費用:15万円
中小企業の採用に特化し、TikTokで母集団形成、Instagramや公式LINE等で歩留まり改善を図る設計で、広告運用も組み合わせて採用導線を強化できます。
wakaru 株式会社Instagram体制構築、投稿制作・運用、分析・改善を含む「採用SNS運用代行」/コンサル要相談採用課題とSNSアルゴリズム、求職者行動を踏まえたコンテンツ企画を毎月行い、クリエイティブ制作まで含めて運用と改善を伴走支援します。
株式会社hypexInstagram/TikTok/YouTube戦略設計/コンセプト設計/投稿カレンダー/撮影・デザイン・動画編集等の制作/運用・分析・改善月額固定型
10~49万円/月
初期費用:30万円
採用マーケティングの専門性を前提に、SNS媒体選定から戦略設計、クリエイティブ制作、運用・分析・改善までを一気通貫で支援し、データに基づくPDCAと候補者体験の設計を重視します。
株式会社プレイス&アビリティInstagram/TikTok/X(旧Twitter)SNS運用代行(丸投げ代行)月額固定型
15万円~/月
初期費用:要相談
採用のプロ集団が、動画を活用して会社の空気感を伝えるSNS運用を月額プランで完全代行し、入社後のミスマッチ防止や選考・承諾率の改善を狙います。
株式会社DEITA(ネクスカ)Instagram/TikTok+LINE連携戦略設計→運用→分析→改善の一気通貫、LINEで応募者フォロー/面接設定等の導線、LP無料作成成功報酬型
応募獲得:1万円
採用成功:50万円
初期費用:不要
初期費用・月額費用なしの完全成功報酬型で導入しやすく、戦略設計から運用・分析・改善までを一気通貫で支援しつつ、炎上・拡散防止のチェック体制やLP無料作成なども提供します。
株式会社Wanget(JACKS)TikTok/InstagramVFX動画制作+SNS運用、LP制作無料、応募後の求職者対応までフォロー、戦略〜運用〜分析〜改善月額固定型
25万円~/月
初期費用:不要
採用に特化したSNS運用を、ターゲットに合わせた媒体選定と戦略立案から企画・制作・運用まで伴走し、VFX等を活用した訴求力の高いコンテンツ制作も含めて提案します。
株式会社ReBestX(旧Twitter)X運用丸投げ代行→面談獲得を狙う採用マーケ/採用SNS運用(SNS選定・設計・運用)/スカウト送信代行・面接官トレーニング要相談エンジニア採用を想定したX(旧Twitter)運用の丸投げ代行を軸に、面談獲得までを採用マーケティングとして設計し、採用目的に合わせたSNS選定・アカウント設計やスカウト送信代行などの採用実務支援も行います。

※異なる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

株式会社リソースクリエイション(エアリク)

株式会社リソースクリエイションのSNS採用代行(エアリク)は、SNSを「採用の入口」として機能させることを目的に、企画・制作・運用を一体で支援するサービスです。

採用ターゲットに届く発信設計を起点に、投稿に向けたコンテンツ企画・制作からアカウント運用までを担い、求人広告に依存しすぎない応募導線づくりを後押しします。

同社の特徴は、採用ブランディングの観点で「誰に、何を、どう伝えるか」を整理したうえで、媒体特性に合わせた運用設計を組み立てられる点といえるでしょう。

Instagramを中心に、TikTokやX、YouTube、LINEなど複数チャネルの活用も視野に入れた設計が可能で、認知形成から応募につながる動線までを一貫して整えやすい構成。

運用を続けること自体を目的化せず、振り返りと改善を前提に進めるスタイルのため、属人的になりがちなSNS採用を安定運用へ落とし込みたい企業にも相性が良いはずです。

こんな企業におすすめ

  • SNS採用を仕組み化したい企業
  • 求人広告以外の応募導線を作りたい企業
  • 複数SNSで採用広報を強化したい企業

株式会社ADDICT ONE(Recruit ONE)

株式会社ADDICT ONEのSNS採用代行サービス(Recruit ONE)は、TikTokを主軸に採用活動を組み立てたい企業向けの運用支援サービスです。

戦略設計から企画、撮影、編集、投稿、データ分析・改善までを一気通貫で担い、短尺動画の特性に合わせて企業の魅力を「求職者に伝わる形」へ落とし込む運用を目指します。

動画制作7,000本以上、アカウント運用実績100以上といった実績が示されており、TikTok運用の知見を前提にした設計と改善を打ち出している点が特徴といえるでしょう。

単に動画を量産するのではなく、「見られる構成」と「応募につながる導線」の両立を重視し、職場の雰囲気や仕事のリアル、社員の声といった素材を通じて共感を生み、認知から応募検討へつなげる設計を取りやすいことが強みです。

こんな企業におすすめ

  • TikTokで若年層採用を強化したい企業
  • 撮影〜編集〜運用まで任せたい企業
  • データを見ながら改善を回したい企業

株式会社kanaL(ワカッテ採用)

株式会社kanaLのSNS採用代行「ワカッテ採用」は、SNSを“採用の母集団形成チャネル”として機能させることを狙いに、採用課題に合わせて運用を組み立てる支援サービスです。

主にInstagramやTikTokなどを活用し、発信の方向性づくりからコンテンツ企画、撮影・編集、投稿運用、振り返りと改善までを一連の流れで支援し、担当者が抱えがちな「続かない」「作れない」「改善できない」を解消しやすい形に整えます。

特徴は、採用ターゲットと訴求軸を先に言語化し、企業の強みや現場の魅力が“伝わる形”になるよう設計していく点といえるでしょう。

運用フェーズでは、投稿の出しっぱなしではなく反応データを踏まえた改善を前提に進めるため、試行錯誤の質を上げながら勝ちパターンを作りやすくなります。

加えて、支援範囲はプランにより異なるものの、広告施策などを組み合わせた提案が行われる場合もあり、より短期間で接点を増やしたい企業にとって選択肢になり得ます。

こんな企業におすすめ

  • 若手採用の接点を増やしたい中小企業
  • SNSの企画や制作まで社内で回しきれない企業
  • 運用を続けながら改善まで任せたい企業

wakaru 株式会社

wakaru株式会社の採用SNS運用支援は、採用活動の目的から逆算してSNS運用を設計し、発信を「見られる」だけで終わらせず、応募・面談につながる導線づくりまで意識して進める伴走型のサービスです。

単発のバズ狙いではなく、採用ターゲットに届く企画と運用方針を先に固めたうえで、コンテンツ制作から投稿運用、振り返りと改善までを一連の流れとして支援します。

特徴は、候補者に「働くイメージ」が伝わるコンテンツ設計を重視している点といえ、写真や短尺動画など媒体特性に合わせた表現を使い分けながら、企業の強みや現場の魅力を言語化し、継続的に発信できる形に落とし込むアプローチです。

SNS運用にとどまらず、採用マーケティングや採用サイトなど周辺施策も含めた支援を行うケースがあるため、採用広報全体を整えたい企業にとっては選択肢になり得ます。

こんな企業におすすめ

  • 採用SNSを戦略的に立ち上げたい企業
  • 発信の企画・制作まで社内で回しきれない企業
  • 採用ブランディングを強化したい企業
  • 運用しながら改善まで進めたい企業

株式会社hypex

株式会社hypexは、SNSを採用マーケティングの一部として位置づけ、認知獲得だけで終わらせず応募につながる動線まで見据えて運用を組み立てる支援サービスです。

媒体選定の段階から関与し、アカウント設計、コンテンツ企画・制作、投稿運用、振り返りと改善までを一連の流れで支援するため、運用業務が属人化しやすい採用SNSを自社内でも仕組みとして回しやすくなるでしょう。

特徴は、フォロワー増を目的化せず、候補者体験と応募導線を重視した設計でPDCAを回す点といえ、運用の中では、反応データを踏まえて企画や表現を調整し、採用ターゲットに届く勝ちパターンを作っていくスタイルを打ち出しています。

なお、応募獲得実績については「各社合計」などの前提が付されることがあるため、導入検討時は実績の定義(対象期間・対象企業・成果地点)まで確認しておくと安心です。

こんな企業におすすめ

  • SNSを採用施策の中心に据えて強化したい企業
  • 潜在層へのリーチと応募導線をセットで整えたい企業
  • 企画・制作・運用を社内だけで回しきれない企業
  • 運用しながら改善を継続して成果を伸ばしたい企業

株式会社プレイス&アビリティ

株式会社プレイス&アビリティのSNS採用代行は、SNS運用を通じて求職者との接点づくりを強化し、採用広報を継続的に回すための支援サービスです。

SNS運用代行を展開しており運用の立ち上げから日々の投稿支援まで、社内だけでは回しきれない業務を外部リソースで補完できる設計になっています。

特徴は、SNS運用を単なる投稿代行として切り出すのではなく、採用活動全体の文脈に合わせて発信内容を組み立てやすい点といえるでしょう。

ショート動画制作などの制作支援を組み合わせられる場合もあり、媒体特性に合わせた見せ方を整えながら、運用を継続できる状態に落とし込みやすくなります。

採用支援や関連制作など周辺領域も扱うため、SNS単体ではなく採用広報を含む全体設計として相談したい企業にも選択肢になり得ます。

こんな企業におすすめ

  • SNS運用を社内だけで回しきれない企業
  • 投稿に加えて動画などの制作体制も整えたい企業
  • SNSを含めた採用広報を一体で見直したい企業
  • まずは運用の土台を作り、継続できる状態にしたい企業

株式会社DEITA(ネクスカ)

株式会社DEITAは、応募獲得を狙う「成果報酬型」の支援サービスです。

InstagramやTikTokを中心とした運用を軸に、コンテンツ企画・制作、投稿設計、必要に応じた広告施策や導線づくりを組み合わせながら、採用活動を進める設計になっています。

特徴は、費用が月額固定で積み上がるモデルではなく、応募や採用など“成果地点”に応じて発生する形を打ち出している点といえるでしょう。

運用面では、発信だけにとどまらず、応募につながる導線を整えながら候補者体験を一体で設計していくため、「見られて終わり」になりにくいことが強みになります。

こんな企業におすすめ

  • 固定費を抑えつつ、成果ベースでSNS採用を試したい企業
  • 若年層の応募を増やす導線まで含めて整えたい企業
  • SNS運用と広告施策をセットで進めたい企業
  • 応募獲得の仕組みづくりを一気通貫で任せたい企業

株式会社Wanget(JACKS)

株式会社Wangetが提供する「JACKS」は、採用特化のSNS運用代行で、投稿運用だけにとどまらず応募につながる導線まで含めて設計・運用する点を打ち出しています。

戦略設計やコンテンツ企画、運用、分析、改善までを一連の流れとして支援し、SNSを“採用の入り口”として機能させることを狙う設計です。

特徴は、VFX(視覚効果)を活用した動画制作によって、タイムライン上で目に留まりやすい表現を作れる点といえ、加えて、採用LP制作の付帯や、チャット・応募フォームへの導線設計など、応募行動までの距離を短くするための支援が用意されており、SNSの反応を採用成果へつなげやすい構成になっています。

炎上や拡散リスクに配慮したチェック体制を掲げている点も、運用を任せるうえで確認しておきたいポイントです。

こんな企業におすすめ

  • 応募導線まで含めてSNS採用を整えたい企業
  • 動画の表現力で認知と興味を取りにいきたい企業
  • LP制作も含めて一気通貫で任せたい企業
  • 社内の運用リソースが不足している企業

株式会社ReBest

株式会社ReBestは、SNSを採用チャネルとして活用し、潜在層との接点づくりから応募・面談につながる動きまでを設計して進める採用マーケティング支援サービスです。

アカウント運用や投稿設計に加えて、スカウトや面談獲得に関わる支援まで扱うため、「発信して終わり」ではなく採用成果に近い工程まで一体で整えたい企業に向いています。

特徴は、X(旧Twitter)を中心とした運用で、転職潜在層とのエンゲージメントを積み上げながら接点を増やしていくアプローチといえるでしょう。

運用の実行だけでなく、設計・分析・改善提案まで含めてPDCAを回す前提のため、施策の再現性を高めたい企業にも相性が良いはずです。

こんな企業におすすめ

  • Xを中心に採用SNSを強化したい企業
  • 投稿だけでなくスカウトや面談獲得も含めて任せたい企業
  • 運用しながら分析・改善を回して成果を伸ばしたい企業
  • 社内の運用リソースが不足している企業

SNS採用代行を利用するメリット

SNS採用代行を利用するメリット

SNS採用代行を活用すると、社内だけでは回しきれない企画・制作・運用・分析の負担を外部に分散しながら、発信の質と継続性を一定水準で保ちやすくなります。

ここでは、導入によって得られるメリットについて、見ていきましょう。

プロによる運用で質が安定する

SNS採用は、投稿を続けるだけでは成果につながりにくく、企画設計・クリエイティブ制作・数値分析・改善までを一貫して回すことで成果が安定しやすくなります。

自社運用の場合、これらを限られた担当者が兼務することが多く、スキルや経験の差、繁忙期の影響によって投稿品質や検証の精度がぶれやすい点が課題で、結果として、運用が継続できなかったり、改善が止まって伸び悩んだりするケースも少なくありません。

一方でSNS採用代行を活用すれば、戦略設計から制作、運用、分析、改善提案までを専門チームが担うため、一定の基準で企画と制作を回しながら、データに基づく見直しを継続しやすくなるでしょう。

SNSのアルゴリズムやトレンドは変化が速いため、反応を指標で把握し、表現や投稿設計を調整して次の打ち手に反映できる体制があるほど、成果の再現性は高まります。

このように、単なる投稿作業の外注にとどまらず、採用ターゲットに届く発信を継続し、改善を積み上げて採用成果につなげるための土台を整える点に価値があるのです。

若年層へのアプローチ精度向上

SNS採用代行を活用すると、若手人材に届きやすい発信へ内容を寄せながら、継続的に運用しやすくなります。

若年層は求人サイトだけでなくSNSでも企業を調べ、職場の雰囲気や価値観、働く人のリアルを見たうえで応募を判断することが増えているため、日常的な投稿が「この会社で働くイメージ」を形づくる要素になりやすい点が特徴です。

代行会社は、媒体ごとの見られ方や伸びやすい表現、若年層が反応しやすい切り口を踏まえてコンテンツを設計できるため、ただ情報を出すのではなく、興味喚起から応募検討までの流れを作りやすくなります。

発信を積み重ねることで企業の印象が蓄積され、結果として採用ブランドの土台が育っていく点は、SNS採用ならではのメリットといえるでしょう。

採用担当者の工数削減・効率化

SNS運用は、投稿を作って出すだけで終わる業務ではありません。

企画立案から撮影・編集、投稿管理、コメント対応、数値分析、改善施策の検討まで工程が多く、想像以上に時間と手間がかかります。

これらを採用担当者が兼任すると、日々の運用に追われてしまい、面接調整や候補者フォロー、採用要件の整理など本来注力すべき業務に十分な時間を割けなくなることも起こりがちです。

SNS採用代行を活用すれば、こうした運用業務の一部または大半を外部に委ねられるため、担当者は採用のコア業務に集中しやすくなります。

結果として候補者対応の質が上がり、選考体験の改善や意思決定のスピード向上につながるでしょう。

さらに作業負担が減ることで、投稿ミスや対応漏れを防ぎやすくなり、データをもとにした施策改善も回しやすくなります。

工数削減は単なる省力化ではなく、採用成果を高めるための重要な土台です。

SNS採用代行を利用する際の注意点

SNS採用代行を利用する際の注意点

SNS採用代行は、任せ方を誤ると期待した成果につながりにくい点もあります。

ここでは、導入前に押さえておきたい注意点を整理しますので、見ていきましょう。

自社にノウハウが蓄積されにくい

SNS採用代行は日々の運用負担を大きく減らせる一方で、任せきりにすると社内にノウハウが残りにくいという弱点があります。

戦略設計や投稿企画、分析・改善を代行会社が主体で進めるほど、社内担当者が「なぜその施策を選んだのか」「何を根拠に改善したのか」といった意思決定の背景に触れにくくなり、運用がブラックボックス化しやすくなります。

その結果、中長期で内製化したい企業や、担当者交代が起きやすい組織では引き継ぎが難しくなり、継続運用のハードルが上がることもあります。

社内に知見が蓄積されれば、採用ブランドのトーンや発信方針を一貫して保ちやすくなり、将来的にコストや運用体制を最適化できる余地も広がります。

代行を活用する場合でも、レポート共有に加えて運用意図の説明や改善会議への参加など、学びが残る形で伴走してもらう設計が重要です。

成果が出るまでに一定期間が必要

SNS採用は中長期の運用を前提とした施策であり、開始直後に成果が大きく出にくい点はあらかじめ理解しておく必要があります。

SNSは、投稿の継続やユーザー反応の蓄積を通じてアカウントの評価や表示機会が変動しやすく、運用初期はリーチや反応が伸びにくいことも珍しくありません。

そのため、狙った層に届く投稿設計を整え、反応を見ながら改善を重ねていく「育てる期間」が必要になります。

応募や問い合わせといった採用成果が見え始めるまでの期間は、取り組み方や業界、採用難易度によって差が出るものの、目安として3〜6ヶ月程度を想定するケースが多いでしょう。

この間は、投稿内容の改善やターゲットの調整を繰り返しながら、企業の認知や共感を積み上げていくフェーズにあたります。

短期の数値だけで判断して焦ると、運用方針がぶれたり途中で止めたりしやすくなるため、継続と改善を前提に腰を据えて進める姿勢が重要です。

費用と効果のバランスに注意

SNS採用代行は月額費用がかかるため、導入時には「費用に見合う成果が得られるか」を冷静に評価する視点が欠かせません。

相場は決して安価ではなく、金額だけで高い・安いと判断すると、支援範囲や運用品質の違いを見落としやすくなります。

重要なのは、応募数や採用単価といった採用指標に加えて、担当者の工数削減や運用の安定化なども含め、全体としてどれだけ価値を生んでいるかを見極めることです。

一方で、費用が高すぎる場合は投資回収が難しくなり、逆に安すぎる場合は企画・制作・分析の体制が薄く、改善が回らず成果が伸びないリスクもあります。

その結果、時間だけが過ぎてしまい、採用課題が解決しないまま終わるケースも起こり得ます。

SNS採用代行は単なる外注費ではなく、採用力や採用ブランドを育てるための投資として捉え、一定期間の運用を前提に効果を測りながら、費用に見合う価値が出ているかを判断する姿勢が重要です。

SNS採用代行の評判

SNS採用代行には、導入して成果を感じた声がある一方で、期待との差を感じた声も見られます。導入判断では、良い評判だけを鵜呑みにせず、悪い評判も含めて傾向を把握し、自社の状況と照らして判断することが重要です。まずは、よく挙がる良い評判から見ていきましょう。

良い評判

企業A

運用の手間が減って本来業務に集中できる

投稿の企画から制作、運用、分析まで任せられるので、採用担当者がSNS対応に追われにくくなり、面接調整や候補者フォローなどコア業務に時間を使えるようになったという声が多いです。

企業B

若年層の反応が増えて「届いている感」がある

社内では出てこない切り口や見せ方でコンテンツを作ってくれるため、若手からの保存やコメントが増え、企業の雰囲気が伝わりやすくなったと感じる企業が目立ちます。

企業C

数値で振り返れるので安心して改善できる

フォロワー数やリーチ、応募数などを指標で見ながら改善案が出るため、感覚頼りにならず、何が効いているかを確認しながら進められる点を評価する声が多いようです。

悪い評判

企業A

思ったより費用がかさみ、短期では効果を実感しにくい

月額費用に加えて制作物や広告などが別料金になることもあり、導入直後は費用が先行して「この金額に見合っているのか」と判断しづらかったという声が出ています。

企業B

任せきりにしたら社内にノウハウが残らなかった

運用の中身や改善の理由を共有しないまま進むと、担当者が交代したときに回せなくなり、将来的な内製化も難しくなったと感じる企業があるようです。

企業C

現場理解が浅く、投稿に違和感が出ることがある

企業の文化や仕事のリアルを十分に把握しないまま制作が進むと、表現がきれいすぎたり、現場の温度感とずれてしまったりして「うちっぽくない」と感じたケースも見られます。

SNS採用代行を導入する際のよくある質問

SNS採用代行を導入する際の、よくある質問をまとめました。

小規模の企業でも効果はある?

小規模企業でもSNS採用は十分に効果が期待できます。

知名度や広告費が限られていても、仕事内容のリアルさや社員の雰囲気を継続して発信することで、共感した求職者との接点を作りやすいからです。

ただし成果は「続けられる体制」と「伝える内容の質」に左右されるため、社内で回しきれない場合は代行を活用して企画・制作・改善までを安定運用できる形にすると成功確率が上がります。

炎上リスクは?どう対策する?

SNS採用には、表現の誤解や配慮不足が拡散して炎上につながるリスクがあります。

対策としては、投稿前チェックやガイドライン整備、万一の初動手順を用意したうえで、企業側も任せきりにせずブランド方針・NG表現・承認ルールを共有することが重要です。

代行と企業で役割分担を明確にすれば、炎上リスクは大きく下げられます。

どのSNSで採用活動をはじめるべき?

SNS選びで最も重要なのは、「採用したいターゲットが普段使っている媒体」を選ぶことです。どれだけ運用しても、狙う人材がいない場所では接点が増えにくく、成果にもつながりにくくなります。

判断基準

  • 採用ターゲットの年齢層・職種
  • 伝えるべき情報の種類(雰囲気/仕事のリアル/専門性など)
  • 自社が継続して発信できる素材があるか

迷う場合は、代行会社に媒体特性と目的を踏まえた提案を受けることで、無駄の少ない選択をしやすくなります。

SNS採用代行を活用して効率的な採用活動を目指そう

SNS採用は、企業の雰囲気や働く人のリアルを発信できる一方で、企画・制作・運用・分析まで自社だけで回すのは負荷が大きく、継続できずに伸び悩むケースもあります。

SNS採用代行を活用すれば、媒体選定や発信設計、クリエイティブ制作、運用改善までを一貫して進めやすくなり、担当者の工数を抑えながら成果につながる運用を目指せます。

会社選びでは、対応SNSと得意領域、実績の再現性、レポート・改善体制、クリエイティブ品質、炎上対策、契約条件を軸に比較することが重要です。

費用は支援範囲で変わるため金額だけで判断せず、含まれる範囲と追加費用の条件まで確認しましょう。まずは採用ターゲットを明確にし、自社に合う運用体制を作れる代行会社を選ぶことが成功への近道です。

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執筆者

金田大和

株式会社b&q 執行役員

横浜国立大学卒。プロップテック企業にて、リテンションマーケティング事業や人事コンサルティング事業の立ち上げ、事業責任者として推進。その後、代表高稲とb&qを共同創業し、現在は執行役員として、多くの企業にHRを通じて本質的な価値を届けるべく、コンサルティング事業を含む複数のHR事業を管掌。これまでのキャリアを通じて合計500社以上の人事と対話し採用/組織改善を図る。

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