公開日:2026.08.06
採用費600万円で成果ゼロの窮地から脱却|細かな進捗管理とエージェント運用で築いた、隙のない成果伴走
高額な掲載費を払っても、応募が全く来ない……。
一人人事で採用実務のすべてを担うことに限界を感じている……。
――その現実に頭を抱えていた「エフシーアイジャパン株式会社」。
担当者一人の体制で、約600万円の媒体費が「掛け捨て」になる窮地に立たされていました。
自社サイトもなく知名度も低い。
そんな逆境下で同社が選んだのが、採用代行(RPO)でした。
単なるオペレーション代行ではなく、エージェントを戦略的に動かす「ハブ」の役割を担いました。
サイトがない不利を補うため、現場の解像度を高めた情報を各社へ戦略的に共有。
さらに多忙な担当者に代わり、徹底した進捗管理で選考の「抜け漏れ」を完全に防ぎました。
その結果、厳しい条件下でも業界知識を備えた優秀な人材の獲得に成功。
今回は阿部様に、プロへの「丸投げ」が組織に何をもたらしたのか、その軌跡を詳しく伺いました。
導入前の採用課題:一人人事の限界とコストの不透明性
・業務過多によるパンク状態:
担当者一人のためエージェント対応に忙殺。
選考の停滞やフォロー漏れが常態化していた。
・媒体費の「掛け捨て」問題:
8週間で300万円を投じても応募ゼロ。
1名の採用に600万円を要するほどの低効率に陥っていた。
・情報発信手段の欠如:
自社サイトがなく、知名度も低い。
候補者に自社の魅力を正しく伝える術がなく、母集団形成に苦戦した。
導入後の採用成果:エージェント活用の最適化と質の高い採用
・窓口集約による業務負荷の軽減:
全エージェントの窓口を一本化。
担当者が面接などのコア業務に集中できる環境を整えた。
・徹底した進捗管理による選考漏れ防止:
裏側での緻密なフォローを徹底。
多忙による機会損失をなくし、候補者を逃さない運用を実現した。
・HP不在の壁を越えるマッチング:
サイトがない弱点をプロの説明で補填。
現場の解像度を高めた情報共有で、優秀な人材の獲得に成功した。
導入背景:8週間で300万円が消える。「掛け捨て」の求人媒体に限界を感じていた
金田:まずは弊社のサービスを導入される以前、御社が直面されていた採用課題について、
改めて詳しくお聞かせいただけますでしょうか。
阿部様:当時は私一人で採用実務のすべてを担っており、業務が回らない状況に陥っていました。
人材紹介会社(エージェント)からもひっきりなしに電話がかかってくるのですが、
そのすべてに丁寧に対応する余裕はなく、まさにパンク状態でしたね。
金田:1人で全ての窓口を担当されるのは、本当に大変ですよね。
当時は求人媒体などもかなり活用されていましたよね?
阿部様:はい。大手媒体をいくつか試して効果を見ていました。
しかし、8週間で約300万円といった高額な掲載費を払っているにもかかわらず、
ほとんど応募が来ない状態だったんです。
過去には16週間で1人しか紹介がなく、結果的に1人の採用に約600万円もかかってしまったこともありました。
何の効果もないまま高額な費用だけが飛んでいくことに、強い課題感を持っていました。
導入の決め手:自社専任でエージェントを深くコントロールしてくれる安心感

金田:導入前の打ち合わせで弊社から採用戦略をご提案させていただいた際、
どのあたりが決め手となって導入に至ったのでしょうか?
阿部様:やはり、様々なエージェントとのやり取りを「ハブ」となって一括で束ねてくれるという点が一番大きかったです。媒体掲載はもう効果が薄いと分かっていたので、紹介メインに切り替えたいと考えていました。
金田:当時、弊社からは単純なスカウト代行ではなく、
人材紹介業のノウハウを活かした提案をさせていただきました。
我々は各エージェントの担当者と関係値を築き、報酬設計などの裏側まで把握した上で、
御社のために深く入り込んでコントロールする体制をとっています。
阿部様:まさにそこが魅力でした。
「こういうサービスがあったらいいな」と思っていたところだったので、助かりました。
何より、結果が出ない媒体に先払いで投資するより、
成功報酬ベースで結果に対して費用を払うほうが断然良いと思えたのも大きな決め手です。
利用中の体制:選考の抜け漏れを防ぐ、徹底した進捗フォローとエージェント連携
金田:実際に利用が始まってから、弊社と阿部様との間でどのように業務が分担され、
進められていると感じていらっしゃいますか?
阿部様:私は面接の対応や社内からのフィードバック回収を行っているのですが、多忙になるとどうしても選考の連絡を忘れてしまったり、社内の返答待ちで止まってしまったりすることがあります。
そういった時に、御社が裏側でしっかりとフォローアップしてくださり、
「この候補者の選考が止まっていますよ」とリマインドしてくれるので、非常に助かっています。
金田:阿部様には「面接」などのコア業務に集中していただけるよう、我々が裏側で環境を整えている感覚ですね。
注力すべきエージェントを的確に選定し、求人の詳細や面接要件を解像度高く共有することで、
紹介の質もコントロールさせていただいています。
成果と満足度:「採用が続く限りずっとお願いしたい」自社サイトがなくても実現した人材獲得

金田:サービス導入前後で、どのような変化や成果がありましたか?
阿部様:効果のなかった媒体経由の募集をやめて紹介メインに切り替えたことで、無駄なコストを抑えつつ、着実に候補者を紹介してもらえるようになりました。実は当社には自社のホームページすらありません。
そんな状況で候補者に会社を探してもらうのは至難の業ですが、御社が間に入ってエージェントから候補者を繋いでくれる体制ができたのは、本当にすごいことだと感謝しています。
金田:ありがとうございます。自社サイトがないという大きなハードルがある中で、
成果が出始めているのは我々としても嬉しい限りです。
阿部様:採用という非常に重要な部分をプロに任せられていて、「本当に助かっています」の一言に尽きます。
採用活動が続く限りは、ずっと御社にお願いしたいと思っています。
今後の展望:50代中心の組織における、持続可能な採用活動に向けて
金田:最後に、今後の採用の展望や、目指していく組織体制についてお聞かせください。
阿部様:当社は社員の年齢層が高く、50代が多くを占めています。そのため、今後も定年などで人が抜けていくことが予想されており、常に採用活動を続けなければならないという課題を抱えています。
金田:継続的な採用枠の確保が必須、ということですね。
阿部様:はい。自社での母集団形成は難しく、また毎回数百万円の予算をかけて失敗するわけにもいきません。だからこそ、今後も継続して御社にサポートしていただき、しっかりと成果を出し続けていくことを期待しています。